6月1日(日)
▼日曜日で外出する予定も無いということで、なるべくパソコンの前に座る習慣を付けようと、午前中はパソコンの前に座って、とりあえずエディタを開き、こうやって日誌を書きつつ、何を書こうか考えている。
まあ、最初に思いつくのは、執筆途中になっている作品の続きだろう。「ていく・おーばー」シリーズは、頭の中では一連の長編作品になっていて、それを完結させたいと思っている。「MOGE」も、中断してしまっているので、分岐一通りは完成させたい。
それとは別に、新しいシリーズなり短編の方が良いのかもしれない。書こうと思っていることをメモしてある、NETA.txtを見てみると、面白そうなのが結構ある。中には、「Y2X問題」(遺伝子のプログラムミスにより、Y遺伝子がX遺伝子に変わってしまい、人類すべてが女性になる設定。Y2K問題、いわゆる2000年問題が話題になっている時に思いついたネタ)なんてのがあって、今さら公開しても意味が通じないものもあったりする。ただ、中にはすでに作品にしてしまってあるものもあるかもしれないのだが、調べるのが面倒なので、NETA.txtにも無い方が良いかもしれない。
やってみたいな、と思っているのは、ノベライズ。アニメ「ボディ・ジャック」なんてのは、今では普通に入手することも出来ない良作なので、若い人に知ってもらうために、ノベライズしてインターネットで公開したい。
他には、18禁ゲーム「オゲレツ大百科」の、TS化作品。「オゲレツ大百科」とはWESTVISION http://westvision.tk/が作った作品で、アダルトグッズを開発して資金を稼いでいくもの。作品では、助手のメイドを使って、作った道具を試すのだが、それをTSした自分で試すというもの。こういう、二次創作でTS化させるのは、TSSとでも呼べば良いのだろうか。
6月2日(月)
▼2ちゃんねるの「朝起きたら女の子になっていました Part23」http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1210837602/で、ずいぶんと書き込みが多いなあと思ったら、小説をまるごとアップした行為に対しての話ばかりだった。このスレッドはのんびりして良かったのだが、このまま続いたら嫌だなあ、と思っていたら、夕方頃には一段落したようで、まずは一安心。
6月3日(火)
▼18禁ゲーム「X Change Alternative2-キミノヒトミニウツルキミ-」http://www.hs-crowd.co.jp/crowd/product/xca2/index.htmlのデモムービーが公開された。2008年7月25日の発売予定日まで、あと一ヶ月も無いのだが、その割には情報量が少ない。見たところ、これまで変身ばかりでやってきたクラウドが、初の入れ替わりものということとなり、ヒロインが4人いるようで、連鎖的に入れ替わるのか、それとも冒頭で入れ替わり相手を選んで、後は一本道なのかが気になる所。ヒロインと入れ替わりだと、エロゲーとしてキャラ萌えを入れづらいのが難しいのでは、と思う。それにしても、本当に予定日に発売されるのだろうかと心配になってくる。ひょっとしたら、平成2008年なのでは、と思ったりする。
6月4日(水)
▼世間では6月1日から衣替え。これに合わせて、6月1日を皮の日として、皮作品祭りでもやってくれないものだろうか。以前、サイト「TS解体新書」で、皮モノ祭り2007http://www7a.biglobe.ne.jp/~toshi9_kaitai/2007GW_skin/special_2007GW_m.htmlをやっていたが、あれはどういう理由であの日付にしたのだろう。
6月5日(木)
▼最近は商業TSF作品が増えてきて嬉しい限りなのだが、増えすぎてしまって、全部を買う訳にもいかないし、全部を把握することすら出来なくなっている。事前情報としては、八重洲メディアリサーチhttp://www14.big.or.jp/~yays/である程度は分かるのだが、発売の後に、その内容を教えてくれるサイトは無いものだろうか。
6月6日(金)
▼18禁ダウンロードゲーム「変身」http://www.shikibu.jp/hs/index.htmをプレイする。密室の空間に主人公一人だけの状況で、初めは二本目のペニスが生え、次に胸が膨らみ、さらには股間に割れ目が出来ていくというように、ツボの部分がこれでもかと押されていく。オチもちゃんとあり、なるほどこの世界はこういう設定だったのか、と納得させられる。
6月7日(土)
▼なかなかパソコンの前で執筆までいかない状況が続いている。せめて、一日平日は1日30分ぐらいは執筆のことを考える、といきたいところなのだが、今週を振り返って意見ると、なかなかうまくいかない。
とりあえず今日は、午前中は空いているので、ひたすらパソコンの前に座ることとする。
と言っても、作品を書くには至らないので、作品のネタになりそうなことを、ぼちぼちと書いていく。
昨日プレイした「変身」で、ツボとして一番良かったのが、触手に犯される場面。TSFの作品は増えてきているものの、それと触手を合わせたものはあんまり見たことが無い。18禁ではないが、アニメの「GIRLSブラボー_second season_第01話 プールでブラボー!」で、女性に入れ替わった男の子が、蛸の足に体中を撫で回される場面がある……と書いていたら、コトキケイ「マブカレ魔法少女」に、触手に犯されるシーンがあることを思い出した。やはり、作品の内容を教えてくれるサイトは必要だ。
話を「変身」に戻すと、他のツボとしては、触手になったペニスで自分自身を犯す場面が良かった。前に途中まで書いたもののなかに、サキュバスになってしまった男の子が、尻尾で自分に挿入する場面があり、あれの続きを書いてみたいな、と思う。ファイルを検索してみたら、「恭介に幸あれ」というタイトルで、体を入れ替えることで相手の精を吸い取るサキュバスと出会った主人公の話。体が入れ替わっているサキュバスは、退魔師や別のサキュバスから狙われている設定で、それでサキュバスになっている恭介が毎回エッチなことをされていき、話は進んでいく。オチは特に決まっていない。なんとなく、ドタバタものにして、一般ライトノベルでもいけそうな気がするが、とりあえずは趣味として続きを書いていこうと思う。
6月8日(日)
▼築地俊彦「けんぷファー」(MF文庫J)読む。朝おん魔法少女もの。作者がライトノベルを書き慣れているため、ライトノベルとして良くフォーマットにはまったものとなっている。ある日突然、魔法が使える女の子になり、女の子にモテモテになり、個性的なキャラと出会い、謎の敵の正体を探りつつ、その敵と戦っていく、というように、ライトノベルとして読ませる要素が詰まっている。
TSF作品としては、うまいこと作品にその設定を織り込んでいる感じ。魔法が使えると言えば、魔法少女だし、女の子になるのが、本人の意志では今のところなれず、いつ戻ってしまうか不安という要素を入れたりして、ハラハラ感を出している。惜しいのは、女の子になってしまったことの戸惑いが少ない。けんぷファーとして戦わなければならない世界に追い込まれたため、主人公の行動原理がそっちメインになってしまっているので、そこいら辺が惜しい所。姿や制服は女の子に変わるのに、何故か声だけは男のままというのが良く分からない。本人であることがばれる要素、ということで追加したのだろうが、声萌えには無しな設定だし、もしもアニメ化されるとしたら、どう扱うかが微妙な所。
女の子になると、ヒロインや脇役の女の子からモテモテになるというのは、ライトノベルではありがちなのだが(まあ、変身したらモテてしまうというのは、物語の王道とも言えるのだが)、こういう場合、読者はどんな風に感情移入しているのだろうか。やっぱり素直に、女の子にモテてウハウハと、素直に思うのだろうか。この作品では、メインとして女相手にモテるのだが、男からもモテる(作品の中で、スケベな同級生にナンパされる場面もあるが)と書いたらどうなるのだろう。BLでは受けるかもしれないし、すでにあるパターンなのかもしれないが、ライトノベルとしては微妙な所。
これを書きながら、ウィキペディアで「けんぷファー」を調べたhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%B7%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BCら、関連項目に「TSF」とあった。なんだかんだで徐々にこの言葉も市民権を得てきているのかもしれない。
6月9日(月)
▼18禁ダウンロードゲーム「穴」http://www.shikibu.jp/an/index.htmをプレイする。4つの選択肢と1つのエンディングがあって、うち1つが女になって自分自身に犯されるもので、もう1つ老婆だった相手が若い女の皮を被ってその女になる皮モノがある。
自分自身に犯されるシチュエーションは良いのだが、文章が京極夏彦の影響を受けているのか、やけに私小説っぽく、その文体の効果が現れて居らず、エロゲーにしては不向き。どうせだったら、TSメインにして、4つの穴で、変身、憑依、入れ替わり、皮ものとかにして欲しかった。
6月10日(火)
▼森奈津子「電脳娼婦」(徳間文庫)再読。親本の単行本はすでに読んでいるが、文庫になったということで再読。6本の短編のうち、1本が該当なのだが、オチに当たるので、本編中で萌え要素はあまり無し。電脳空間の中で、本来の性とは別の方になるのは良くあるパターンなのだが、実際に電脳空間が発達したら、人間の姿を保ったままでいられるかどうかは疑問な所だし、大いに考える余地がある所。
6月11日(水)
▼ちょっと前に新技術として話題になった、iPS細胞について真面目に考えてみる。疑問に思えるのが、もしもあの技術を使って、男が女の体になった時に、それを認識できるかどうか、ということ。手とか足だったら、変わらずに認識できるのだろうが、膣とか女性特有の器官になったら、それを男の脳が認識できるかが問題になってくる。結構微妙な問題だと思えてくる。脳と体の神経は場所によって対応していて、脳のここの部分では指先の感覚を受け取り、別の部分ではペニスの感覚を受け取る、となっている。してみると、これまでに無かった器官が付けられるとなると、脳の側にそこからの神経情報を受け取る場所が無いということになる。まず考えられるとしたら、似た部分が受け取る、ということだろう。クリトリスからの感覚は、ペニスの感覚を受け持っていた部分が担当する、というように。しかしこうなるとセックス的にはあまり面白くないし、男に存在しない膣の感じは、受け取る脳の部分が無いので何も感じない、となってしまう。
希望的観測としては、脳の中には、使われていないものの、女の体としての感覚を感じる部分があったら良いなあ、ということがある。元々、受精段階では男女の区別は無く、脳の構造も含めて、男と女、どっちにでもなりうる。それらが、百パーセントどちらかの性別に振り分けられることなく、ある程度は別の性として残ることも考えられる。男性の体における乳首の存在なんてのがそうだろう。それに、遺伝子レベルでは肉体とは別に、両方の性としての遺伝子情報を持っている。体には表れないが、巨乳の遺伝子を持つ男とか、巨根の遺伝子を持つ女なんてのは、普通に存在しているのである。できれば、後者である方がありがたい。もちろん、いずれは脳の仕組みが解明されて、脳の側に手を加えて、完全な女性としての脳になることも可能になるのかもしれないが、それはまた別の話。
6月12日(木)
▼昨日の話の続き。男女の脳の違いをインターネットで検索したら、脳のお勉強会http://www.brain-studymeeting.com/dif/man_women/というサイトが出た。大きさや周期などがあると言うことで、こういうことが認識や行動にも変化を与えることだろう。だから、iPS細胞で女性化する場合には、体だけでなく脳も変えなければならない訳だが、人体実験をする訳にもいかないということで、脳の仕組みは分かっていないのが現状となっている。逆に言ってしまえば、脳の仕組みが完全に分かれば、肉体は女性になる必要は無いとも言えてしまう。外部(脳以外の肉体的部分)からどのような信号があれば、脳はどのような反応をするかが分かれば、後は電脳空間的なもので済んでしまうのだから。コストや安全性から考えれば、こっちの方が楽だろうし、そうなると、やはり電脳空間が将来的には有望ということか。
6月13日(金)
▼脳そのものを電脳化する場合に問題となるであろうことは、脳の仕組みがどうなっているか、ということ。仕組みが複雑だから問題、というのではなく、仕組みが分かっても問題、ということがありうるのである。数学者のペンローズらは、脳の仕組みは古典物理学ではなく、量子力学にあると言う。簡単に言ってしまえば、古典物理学とは現在のコンピュータ、量子力学とは、物質は波として確率的にしか存在していない、ということ。脳(=意識)の仕組みが古典的であれば、それはコンピュータに移植可能となる。ただし、相当な規模のコンピュータになるであろうが。量子力学に基づいていると、ちょっとやっかいになる。一言で言うと、複製が不可能なのである。移植をしようとすると、脳を観測する必要があるが、量子力学では観測した時点で、その対象に影響を与えてしまうのである(クローン禁止定理と言われている)。うまくいけばのレベルでは、複製は無理としても、コンピュータへ移動することは可能かもしれない。女の子への道は、果てしなく遠いようだ。
6月14日(土)
▼TSFのチャットとしては、「TSF好きの憩いの場」http://chat4.whocares.jp/chat/cr.jsp?rn=actがメジャーな所で、昔はよくチャットをしていたが、最近は21時に寝てしまう生活なので、なかなかそれも出来ない。ブロードバンドが広がる以前は、NTTが提供しているサービスでテレホーダイというのがあって、23時以降は登録先に定額通話となっていたので、それを利用していた。今にして思えば、56kしか出ない中でも、結構楽しめたなあ、と思い出される。
で、それに変わるものとして、以前から流行り出し始めた、TwitterでTSF系が無いかな、と思いついたのだが、調べてみると、コミュニティみたいなものは無いらしい。TSchは最近過疎っているし。どこかに良いサービスは無いものか。
6月15日(日)
▼ふと思いついたのだが、ひょっとして、主人公がお湯をかぶると男になって、水をかぶると女になる18禁アニメ「淫魔制服狩り」は、こう言いたかったのではないだろうか。
「いんま1/2」
6月16日(月)
▼明日発売の「二次元ドリームマガジン」が早く読みたい。さかき傘の「トランス魔法少女シオン」が該当作品のようで、触手も出てくるらしい。あいにくと地元には売っている本屋が無いので、東京に出た時のついで買わなければならないのがもどかしい。
6月17日(火)
▼新シリーズとして、「朝起きたらサキュバスになっていました」というのを書こうと思いつく。タイトルの通り、朝起きたらサキュバスになっていて、男に戻るには、男の精を集めなければいけないというもの。「妹汁」みたいなもので、ぼちぼちと設定を考えていくところ。
「妹汁」と言えばこのゲーム、ノベライズでは終わりの所で主人公が女の子になって、呪いを解くには男の汁を集めなければいけない、と言われるのだが、ゲームの方ではどうなっているのだろうか。ファンディスクとして、「妹汁アフター」でも出してもらえないものだろうか。
▼「二次元ドリームマガジン」最新号を購入し、さっそく、さかき傘「トランス魔法少女シオン」を読む。女になった男が淫魔の触手に犯されるということで、シチュエーションとしては文句なしなのだが、あっさりと快楽に墜ちてしまうのが物足りない。ページ数の関係もあるのだろうが、心では男として抵抗しつつも、女体からの異質な快感に溺れていってしまう、みたいな感じで、心情の変化をもっと書いて欲しかった。まあ、十分満足できる作品ではあるのだが。
▼ところで、その「二次元ドリームマガジン」で、さかき傘へのインタビューがあるのだが、インタビュアーの名前が凛香となっていて、以前掲載されていた時には、にじ美だったはずなのだが、何があったのだろう。
6月18日(水)
▼当初の予定では、平日は商業誌向け投稿用作品、土日はTSF作品と考えていたのだが、「朝起きたらサキュバスになっていました」を書き続けたい気持ちなので、そちらの方に集中する。久し振りに、書くのが楽しい気分になれた。とりあえず今日は、午前中を使って550行ほど書き、状況設定を説明し終えて、ようやくエッチシーン手前までたどり着いた。
▼夜になって、気が向いたので、執筆の続き。エッチシーンに突入。ここで、名前の表記をどうするか悩む。男のままの名前だとBLみたいになるので、今回は、「変身した人物の名前(本名)」という書き方にすることにした。どういう表記をしたら自然に思えるか、アンケートでも採ってみたいところ。
3時間ほどで400行ぐらい書いて、どうにか1章を書き終える。
6月19日(木)
▼午前中と昼間を使って、「朝起きたらサキュバスになっていました」第二章600行ほどを書き上げる。今日も名前の表記で悩む。なるべく、「彼女」という言葉を使って、名前は出さないようにしてみたが、どうだろう。ちゃんと名前を書いた方が、映像が浮かびやすいだろうか。
6月20日(金)
▼今日も朝から「朝起きたらサキュバスになっていました」の執筆。3時間ほどで第三章400行ほどを書き上げる。相変わらず名前の表記で悩む。前に書いた通り、「変身した相手の名前(本名)」としているのだが、行為とかを書く時には、変身相手の名前だけとして、内面的な感情とかを書く時には本名というように使い分けている。なるべく自然になるようにしているのだが、どこまで通じるか。
6月21日(土)
▼昨日の夜ぐらいから気分が優れないのが続いていて、執筆が捗らず。とりあえず、ここまで書いた分の「朝起きたらサキュバスになっていました」をサイトにアップしようと、index.htmlとかmain.htmlファイルとかを書き替える。
今回のシチュエーションは男5、女1の乱交なのだが、考えてみれば、そういう場面をこれまでに書いたことが無いから、文章のストックが無いのかもしれない。アニメ「ボディ・ジャック」の3対1の場面を思い浮かべながら、ぼちぼちとネタ出しをしていく。
合間に、ftpでファイルをアップして、サイトを暫定再開とする。
それからしばらくパソコンの前に座っているとどうにかなるもので、3時間ほどで400行を書いて、第四章を完成させる。出来れば、終わりの方に書いた、次から次へと中出ししていく場面もちゃんと書きたかったのだが、場面の切れ目で集中力が切れそうになってしまったので、今回は見合わせた。
ところで、エッチシーンの長さはどれぐらいが良いのだろうか。確か昔に執筆していた頃には、1行為が50行ぐらいで、全体で500行ぐらいになるようにしていたのだが、どんなものなのだろう。これもまた、アンケートを採ってみたい所。
6月22日(日)
▼サイトを再開早々、再開おめでとうございますというメールをもらった。やはりこういうメールをもらえるのは、インターネットならではのことなのだろう。嬉しい限りだし、やはりやる気も出てくる。
▼「あさサキュ」第五章の今日は、ロリコン妹になるということなのだが、どうもロリコンには興味が無いので、何がツボなのか分からない。漫画やアニメと違って、絵に頼ることの出来ない小説の場合、そういうシチュエーションに置かれて主人公がどんな感情を持つかを地の文でいかに描写するかがポイントになるから、やはり小説は難しいな、と思う一方で、それが漫画やアニメには無いセールスポイントでもあるのだな、と思う。
参考になるかと、男が少女へと変身する、おがわ甘藍「チェンジングツアー」を読み返してみるのだが、TSFとしての描写は良いものの、ロリコンならではと言った描写が無い。仕方がないので、執筆前に色々と考えて、メモを取っていく。小さな体、未発達の体と性器、兄と妹の近親相姦、みたいなことをメモしていって、それを元に執筆。3時間ほどで400行と、書いたことのないロリコンをネタにした割りには、まずまずの分量になったな、と思う。
「あさサキュ」も残す所、二章となった。残るシチュエーションは好きなジャンルなので、ツボに悩むことは無いだろう。週前半のうちに完成させられると思う。
▼青橋由高のブログで勧められていた、神瀬知巳「【隣のベランダ】僕のおばさま・僕の美姉妹」(フランス書院文庫)を読む。青橋が目指しているものがあるということで読んでみて、なるほどこういうものが書きたいのだな、と思うのだが、主人公がモテモテになる理由付けが弱い気がする。何かエピソードがあってこうなるというのが正道なのだろうが、その分エッチシーンが削られてしまうし、最近は一般文芸でも、理由もなくモテモテというのが流行っているそうなので、これでも良いのか、と思っておく。エッチシーンに関しては、良く書けていて、勉強になるのだが、絶頂の場面の書き込みがやや物足りない。
ついでなので、エッチシーンのページ数を数えてみた。
手コキ:20p、フェラチオ:20p、手コキ:8p、フェラチオ:16p、初体験・射精3回:75p、処女喪失:36p、本番・口内射精:36p、本番:22p、処女喪失・姉妹丼・アナルセックス52p、本番・アナルセックス20p、4P:17p
本番1回で、20ページぐらいが妥当なところか。フランス書院文庫の文字組だと、38文字×16行で20ページだと12160文字となる。使っているエディタが1行40文字だから、300行ほどで、描写が濃厚な割には、意外と少ない文字数なのだな、と思う。もっと濃密な描写を学ばなければ、と思う。
6月23日(月)
▼「あさサキュ」第六章執筆。2時間半ぐらいで400行とまずまずのペース。今回は新妻で、妊娠しようと精液を求めるのがテーマで、妊娠ネタは色々と書けるだろうな、と思う。一番効果的なのは、妊娠したら男に戻れなくなる、という設定。二次元ドリームノベルズみたいな状況に陥った元男戦士が、そういう状況の中で、必死に耐えるとか。まあ、その場合、なるべく妊娠をしないように、できるだけ興奮しないようにしようとするものの、体は勝手に反応してしまう、なんて辺りがツボになるのか。その逆で、出産して子供を産めば、男の体に戻れるという設定もありだが、妊娠から出産までの間が空いてしまうのが欠点。
出来れば出産シーンなんてのに挑戦してみたい気もある。今月の「二次元ドリームマガジン」が触手孕みもの特集で、射精されてすぐに出産なんてのがあって、これだったら魔物とか触手とかも絡められて良いなあ、と思う。
6月24日(火)
▼「朝起きたらサキュバスになっていました」執筆完了。4時間ほどで600行とまずまずのペースで書き上げることが出来た。
感想や反省は「あとがき」の方に書いた通りだが、何はともあれ、とりあえずは執筆が出来るのだな、と分かったことが一番の収穫。意外と書けるものだ。今回のペースで、商業誌向けの投稿作品でも書ければ良いのだが、そういうことになると何故か捗らないのが不思議。業という奴だろうか。
明日以降、何を書くかは決まっていない。またしばらくは、パソコンの前に座る習慣を身につけるだけ、という日々が続くのかもしれない。
▼TSちゃんねるwww.ts-f.net/~tsch/bbsmenu.htmlがここ数日見られなくて困っている。閉鎖されてしまったのかどうか心配だ。
▼築地俊彦「けんぷファー3」(MF文庫J)読む。主人公がモテモテになるのはラブコメの王道だし、女の子に変身したら、やっぱりモテモテになるというのも「らんま1/2」で築かれた王道で、主人公が片想いをしているヒロインが、女に変身した主人公に片想いをするというのが目新しい所。TSのシチュエーションが、ラブコメのネタとして良く活用されていて、なるほどと感心させられる。ちなみに、当初は自由に変身できなかったものの、この巻になると自由に変身できるようになるのだが、「風呂とトイレだけは男の姿でやることにしていた」というのは主人公甲斐性なしだと思う。
「けんぷファー」と同時期に購入した「おと×まほ」の方はまだ読んでいない。ウィキペディアによると、こっちは女装のようで、3巻でちょっと実際に女になるだけのため、あまり読む気が湧かないのだが、今度の新刊では、初音ミクのCDもおまけに付いてくるそうで、売れているのは何より。わかつきひかるの一連の作品も売れているようで、何より、ととりあえず書いておく。
▼作者のゆでたまご公認の「キン肉マン」女体化作品、「キン肉マンレディー」がネットで掲載http://www.oricon.co.jp/news/confidence/55756/されたそうで、見てみたのだが微妙。まあ、こういう女体化が市民権を得るのは良いことだ。
▼と言っても、今度出るらしいAV「目が覚めたら筋肉熟女里子になってた」には市民権は与えずに、国外追放にした方が良いと思う。
6月25日(水)
▼キルタイムコミュニケーションから発売された、新レーベル、リアルドリーム文庫を読む。今回読んだのは、羽沢向一「隣の人妻と女教師と僕」で、読んだ感じとしては、普通のフランス書院黒本と言ったところ。キルタイムコミュニケーションだから、「ふたなり女子高生☆ヒミツの筆下ろし」とか「若未亡人〒触手凌辱」とか「戦乙女義母gスライムまみれ」みたいなものかと思っていたのだが、違っていた。
今回は、羽沢向一がどんな作品を書くのかと思って読んでみたのだが、意外と普通。ただ、台詞とかに不自然さが感じられたり、相手が年上のマゾ二人ということでキャラが被ったりと、黒本としてはやや構成に物足りなさを感じてしまう。やはり羽沢には「サンダークラップス」とかの、アメコミ的作品が似合う。
▼TS(性転換)ネタゲー総合スレッド Part24http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1212901666/で取り上げられていた、18禁ゲーム「REPEAT〜繰り返される刻そして…」を久し振りにプレイする。ずいぶんと久し振りにやってみると、ゲームシステムが悪く、どこにいけばエッチシーンに会えるのか分からないし、シーン回想モードが無いのが欠点だが、やはり男にも女にも憑依できてエッチなことが出来るというコンセプトは良い。男にも憑依できるのであれば、一般エロゲユーザにも売れるだろうし、リメイクでもしてくれないものだろうか。
6月26日(木)
▼「あさサキュ」を書き終えて、とりあえず書くことがなくなってしまった。特に物足りなさは無く、また他に書きたいネタが思い浮かぶまでは、しばらくぼんやりと過ごすことになるかもしれない。
▼ネタは無いかと過去に書いた作品のファイルを見ていると、結構忘れていたりするものがある。「あさサキュ」のあとがきで書いた、近くにいる人の妄想で変身してしまうというネタは、2ちゃんねるの「強制女性化小説ない? Part5」で、すでにそんなネタが書かれていたりしていた。ネタ帳を見ると、その部分の引用の後で「StephanieのBracelet of Loveがこんな感じ。翻訳でもしようか」と書かれている。fictin maniaにある作品で、URLは、http://www.fmstories.com/stories/bodyswap/bracelet-of-love.txt。それにしても、fictionmaniaのサイトは、どうしてこうも重いのだろう。
ファイルの日付を見たりしていると、この作品を書いたのはこんなに前だったのか、と驚かされたりもする。「MOGE」なんて、最初のものは2003年の日付になっている。まだ書いていない部分に着手しようとするか。
▼勉強にと、青橋由高「好き好き大好きお姉ちゃん」(フランス書院美少女文庫)読む。シングルヒロインの中で、姉のキャラは良く甘く書かれているのだが、ライトノベルとしては中の中と言ったところで、甘さがエッチシーンにまでうまく発揮されていない感じがする。やはり姉というと、18禁ゲーム「姉、ちゃんとしようよ」のキャラ立てが浮かぶ。あっちの方が姉キャラ立てとしては文句なしなのだが、まああっちの方は台詞も立ち絵もあれば、ページ数を気にしなくても良いゲームだから、ということもあるが。
で、「姉しよ」との比較で考えると、ヒロインは一人が良いのか複数が良いのかが難しいところ。「姉しよ」の場合だと、他の姉とのやりとりが描かれる中での対比ということで、それぞれのキャラが立っている面もあるので、姉は二人ぐらいの方が良いのか、と思ったりする。
青橋の作品に話を戻すと、甘い描写を増やしているため、エッチシーンの数は減らされてしまっているよう。数えてみると、手コキ:9p、処女喪失:14p、連続エッチ:26p、女装エッチ:14p、ウェイトレスコスプレエッチ:18p、となっていて、やはり少ない。まあ、2ちゃんねるでの評判は良いようで、こういうのが売れるのか、と思う。
▼2ちゃんねるの「朝起きたら女の子になっていました Part24」http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1212910326/599に、触手とTSは相性が良いのではないか、なんて書き込みがあった。サキュバスの作品も書き終えたことだし、次は「朝起きたら女の子になってめがっさ触手に犯されていたにょろ」シリーズでも書いてみようか。
6月27日(金)
▼一日ほど、触手ネタを考えてみたのだが、やはり魔法少女ものが一番だろう。前に書いた通り、コトキケイ「マヴカレ魔法少女」には触手が出てくるし、「二次元ドリームマガジン」最新号のさかき傘の作品も魔法少女触手ものだったし、ゲーム「魔法少女アイ」でも定番だし。ぼちぼちと、「マヴカレ」を読み返してみて、設定が良く出来ているなあ、と思う。ただ、何故か読みづらいのである。なんでだろうかと思ったら、1ページ当たりの文字数が多いため、文字が小さいことに気付く。他の二次元ドリーム文庫を見ると、17行×39文字なのだが、「マヴカレ」の場合は、18行×40行となっている。ページ数は同じなので、8.5%ほど分量が増えていることになり、ありがたいと言えばありがたいのだが、どうも読みづらくていけない。
それは別として、作者のコトキケイが亡くなってしまったのが惜しい。亡くなったのが2005年だから、まもなく3年が経とうとしているのか。
私の過去の日誌を見ると、「コトキケイ「マヴカレ魔法少女!」の作者がやっているブログhttp://kotoki.blog.ocn.ne.jp/eroero/2005/07/post_2ff2.htmlに、「マヴカレってどういう意味ですか」と書込んだら、「マヴい彼のこと」との返事があった」なんて書いてある。あの時のブログ、どこかに残っていないものだろうか。
▼そういうことで、「マヴカレ魔法少女」を読み返す。ずいぶんといろんな属性が詰まっているものだ。単に魔法少女になるだけでなく、ギャグっぽいやりとりもあれば、触手凌辱や卵出産もあるし、属性としても、射乳、眼鏡、尻尾、などと、むしろ詰め込みすぎな感じもする。さらには、仲間の精液でエネルギーを集めるとか、魔法の余波で男友達も女の子に変身して、最後には一緒に魔法少女になると、よくぞここまで手広く広げられたものだと思う。誰か、「マヴカレ」の続編を書いてくれないか。
惜しいのは、元男として女の快感に戸惑うシーンが少ないということか。それなりに描写があるのだが、全体的な密度を考えると、どうしてもその割合が小さなものになってしまっている。
昔、魔法少女ものとして「萌エ萌エ戦士っエトランジェ」を書いたことがあるが、あれは途中までしか書いていないし、基本戦隊物のパロディということであまり凌辱っぽいシーンは無かったのだが、触手やスライムに犯されるとなると、やはり凌辱っぽい話がメインとなる。
▼他には、巫女とか、くノ一とかが良いかな、とも思ったりする。「二次元ドリームノベルズ」のヒロインを引っ張り出してくれば、いくらでもネタが思い浮かびそうな気がする。電脳空間、退魔師、天使、エルフ、女スパイ……サイトを見ているうちに疲れてきた。美少女文庫だと、ジャンル検索で一覧が見られるのだが。さて、どれにしよう。
6月28日(土)
▼触手ものは、退魔師巫女でやっていくことに決める。魔法少女よりもこっちの方が作品が少ないから、というのが理由。「マヴカレ」や「けんぷファー」のパロディみたいなものにしてみたい。「マヴカレ退魔巫女!」とでも名付けるか。
▼TSちゃんねるが復活したようで一安心。でも、書き込みが少ないのが寂しい。書き込んでいた人は、Trans Mixにでも移行してしまったのだろうか。
6月29日(日)
▼「マヴカレ退魔巫女!」の構想を練る。深刻な退魔ものではなく、童貞のまま死んでいった魂を成仏させるとか、そんな設定の方が良いかな、と思ったりする。その方が短編にできるし。
▼「二次元ドリームマガジン」第2号に掲載されている、綾守竜樹へのインタビューを読み返す。仕事がある中で、執筆には休みの日は12〜13時間、平日でも2〜3時間は掛けているというから、その情熱は相当なもの。本当に亡くなったのが惜しい作家だ。
6月30日(月)
▼毎日何かを書いていく目的で書いてきたこの日誌も、どうにか一ヶ月続いた。創作過程みたいなものが多く、もう少し、既存の商業TSF作品の紹介とかもしていきたいな、と思う。
▼と、言うことで、今日発売の「週刊少年ジャンプ」に掲載された「To Loveる」を読む。以前にあった、主人公のリトが女の子になってしまった話の続きで、その女の子姿に一目惚れした友人のために、もう一度女の子になってデートするもの。この前は、ララと春菜との女同士入れ替わりもあったし、目の離せない作品になってきている。アニメでも、このエピソードを放送しないものだろうか。
▼「マヴカレ浄魔巫女!」(←タイトル一部変更)の構想を練る。とりあえず、短編連作として、短編5本とする。場合に応じての変身能力は無しで、巫女に変身しっ放しになる。それぞれシチュエーションは異なるようにするのだが、これで結構悩む。巫女が触手に犯されるバリエーションなんて、そう多くも無いし。あれこれ悩んだ末に、どうにか5本分のネタをひねり出す。こういう時に、読者から募集できれば、双方向インターネット通信時代で、Web2.0で、CRM(Customer Relationship Management)で、それに楽だし、と思ったりする。
とりあえず、冒頭部分を掲載する。
▼巫女が主役ということで、インターネットで巫女情報を収集。ウィキペディアで「巫女」と検索してみたら、現実の巫女の項目と合わせて、「巫女 (作品・趣味・サブカルチャー)」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%AB%E5%A5%B3_%28%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%83%BB%E8%B6%A3%E5%91%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%29という項目があり、やはりウィキペディアはサブカルチャーに強いな、と感じる。
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