『ジェンダー・フリー教育』
作:月華
小学校の教師なんて誰でも出来る平凡な仕事だと言うが、そんな教員のために下働きをする、小学校の用務員なんて仕事は、もっと平凡で、退屈なものだ。
若い小学生が集まる中で、自分一人だけが毎年着実に歳を取っていき、独身のままに、もはや中年と言われる歳にまでなってしまった。
このまま、無駄に年月ばかりが過ぎていくかと落胆するばかりだ。
だが、つい数ヶ月前のこと、俺の人生は、劇的に変わった。
いや、人生そのものは変わらないものの、これまでの平凡な日常では経験し得なかったようなことを体験するようになった、と言うべきか。
俺の人生を変えたのは、インターネットで偶然見つけた、一通のメールだった。
毎日のように送られてくるスパムメールを削除している途中、「幽体離脱薬売ります」の文字が入ったメールの見出しに、俺の心は引かれた。
冗談に付きやってやるか、程度の気持ちでリンク先を見ていったのだが、そこには本当に、憑依薬と名付けられたものが表示されていた。
手の込んだ冗談に最後まで付き合うつもりで、俺は試供品を送るというフォーム欄に、局留めで住所と名前を打ち込んだ。
翌日になって、本当に薬が届いた。
念のために、学校で飼っているうさぎに、その薬を飲ませてみると、1時間ほど眠ったようになり、その後で起きだした。
少なくとも、愉快犯による毒とかではないようだ。
俺は宿直室に戻って、薬を飲み干した。
とたんに、ぐらりと視界が揺れた。
そのまま、俺の体が倒れるのを感じつつ、意識が宙に引っ張り上げられるように感じられた。
体が倒れたはずなのに、視線の高さは上がっていく。
同時に、体中の神経がなくなったように肌への感覚が無くなったのが感じられた。
肌の感覚だけでなく、体重も消えたようだった。
それはまるで、宙に浮いているように。
俺の視線は、天井からぶら下がっている蛍光灯と同じ高さになっていた。
なんだ? と思って下を見ると、「俺」の体が、倒れているのが見て取れた。
その瞬間、ひょっとしたら俺は、死んでしまったのではないかと不安になった。
慌てて俺は、倒れる「俺」の体へと、体を重ねた。
その途端、それまで宙に浮いていた体が引っ張られるようにして、体の重みと服の感触が伝わってきた。
体を起こして、手を顔の前にやって、握っては開いてみると、俺の意志通りに指先は動いた。
してみると、さっきは、俺の意識は体から離れたことになる。
あの薬は、本当に幽体離脱ができるんだ!
俺は、意識だけで背伸びをするようにすると、再び体中から、体の重みと服の感触が消えて、意識だけが宙へと浮かび上がった。
そのまま俺は、宿直室を抜け出して、校舎へと向かった。
下校時間は過ぎており、小学生の姿は見えないが、職員室の灯は点いている。
中へ入ると、何人かの教師が、テストの採点や日誌付けなどをしていた。
そんな中に、俺がいつも下心を込めて見つめている、女教師の姿があった。
柳沼美紀。二十四歳で独身の女教師だ。
そのあどけない容姿は、女子高生と言っても通用するぐらいで、ませた高学年の生徒よりも、子供っぽく見えるぐらいだ。
俺は、テストの採点をしている彼女の後ろへと近づいた。
数センチの所まで近づいても、彼女は俺に気付く気配は無い。
そのままさらに体を近づけていき、俺の体が彼女の体に触れたかと思うと、まるで引っ張られるようにして、俺の体は、彼女の体に吸い込まれていった。
「はっ!」
途端に、さっきまでは感じなかった体の重みが伝わってくる。同時に、かすかな化粧の匂いが、俺の鼻をくすぐった。
俺は、きょろきょろと辺りを見回した。
そこには、ついさっき近づいた、美紀先生の姿は無い。
代わりに、俺の眼下には、赤鉛筆を握った小さな手と、胸元にある膨らみが見て取れた。
「柳沼先生、どうされました?」
向かいに座っていた男性教師が、怪訝そうな顔で尋ねてくる。
まずい、俺のことがばれたか? と思ったが、あいつは俺のことを「柳沼先生」と呼んできたのだから、まさか俺だとは思っていないのだろう。
「あ……あの……ええ、なんでもないんです。ちょっと考え事を……」
美紀先生の口調を思い出してしゃべってみると、俺の口からは、甲高い女の声が漏れた。
「そうでしたか。それは失礼しました」
「いえ、こちらこそ、すみません」
言いながら、俺は向かいの男からは見えないようにして、指先を動かしてみたり、足をくねったりしてみた。
俺の意志の通りに体は動くのだが、その動きは、どことなく、弱々しかった。
果たして、彼女への憑依がちゃんとしたものなのか確かめようと、俺はトイレに向かうべく、席を立った。
そして、一歩を踏み出そうとした瞬間……
どすん
俺は、尻餅をついて、椅子へと倒れ込んでしまった。
「柳沼先生、大丈夫ですか?」
「え、ええ……」
尻餅をついた理由はすぐに分かった。体の重心が、俺のものとは、まるっきり違うからだ。
先生は心配そうに見つめてくる。
だが、そう言う訳にもいかず、
「ちょっと足を捻ってしまいまして……」
そう言ってから、顔を合わせないようにして、俺は再び立ち上がった。
俺の体に比べて、体の中心が下になっているようだし、尻の部分が後ろへと引っ張られるような気がする。
そんな中を、俺は慎重に体を動かして、職員室を出て、トイレの個室へと駆け込んだ。
俺は改めて、体を見下ろした。
眼下には、視界を遮るようにして、二つの膨らみが見える。
その上へと、俺は手をやった。
手のひらがセーターに触れると同時に、俺の指先にはやんわりとした感触が、そして胸元からは、胸が触られる感覚が伝わってくる。
手を重ねたままに、俺はさらに胸元を押してみた。
「ん……」
指先には、押し返してくるような心地よい弾力が、そして胸元には、風船のように柔らかいものが押し当てられ、胸一杯に広がるのが感じられた。
「ああ……柔らかい……」
俺の頭には、安月給を貯めて、数ヶ月前に行った風俗で触った胸のことが思い浮かんだ。
興奮しつつ、手のひら一杯に胸を揉んでいると、だんだんと先っぽの部分が熱くなり、固くなってくるのが感じられた。
俺は、セーターの上から、固くしこ痼り始めた部分へと指先を当てた。
「んっ!」
セーター越しだというのに、その感覚は、男の時に直に乳首を触る以上にはっきりと感じられた。
「ん……んふ……」
指先で、セーターの中にある乳首をころがしているうちに、俺の呼吸は段々と荒くなっていく。
すると、股間の部分が、くすぐられるような感じがしてきたのだった。
それは、男の勃起とはまるっきり違っていた。
男の勃起は、股間が固くなるのだけれど、この体の感覚は、それとは正反対だ。
まるで、股間が熱を帯びて溶けてくるかのように、柔らかくなっていくのだった。
俺は、スカートをまくし上げて、パンツの前へと指を伸ばそうとした。
ガタリ
自分の体に夢中になっていた俺の驚かすかのように、トイレのドアが開く音がした。
俺は、指先の動きを止めて、音を立てないようにした。
そして俺は気付いた。
今の俺が入っているのは、男子トイレだということに。
いつもの癖で入ってしまったのだが、さすがに見つかる訳にはいかない。
それに、あまり美紀先生の体のままに席を長い間外しているのも不自然だろう。
そう思った俺は、トイレに入ってきた男が出て行ったのを見計らって、職員室へと戻り、美紀先生の席へと着いた。
宿直室でやったように、意識だけを宙に浮かすようにすると、体の感覚が消えて、視線が宙へと浮く。
俺の目の前では、眠っているのを起こされて、はっ、としたかのように、美紀先生がきょろきょろと辺りを見回している。
そんな彼女の様子に、向かいに座っている先生は気が付いたようだが、さっきのこともあるのか、声を掛けてくる様子は無かった。
何はともあれ、成功だった。
あの薬は、本当に幽体離脱をして、誰かに憑依できるものなのだ!
俺は、宿直室へと戻り、倒れている「俺」へと、体を重ねた。
体中に、感覚が戻ってくる。
他人に憑依をして、自分の体に戻れることを確認した俺は、再び体を離れた。
さっきと同じ、視界が揺れる感覚が沸き起こり、俺の体は、ふわりと宙に浮いていた。
俺は、学校の塀を飛び越えて、夜中の街路へと出た。
どこへ行こうか、と考えてから、一軒の家が浮かんだ。
学校の近くに住んでいる、小学五年生の石田麻理ちゃんの家だ。
彼女のことは、小学校に入学してきた時から目をつけていて、五年生になる今でも、低学年と言っていいぐらいに、幼さを残しており、それが俺の気をそそってくる。
家へとたどり着き、俺は二階の壁を通り抜けて、中へと入った。
いきなり、彼女はいた。
宿題をしているようで、机を前に椅子に座って、教科書を見ながらノートを取っている。
俺は、ゆっくりと近づいてみて、背後から覗き込むようにしてみた。
そんな俺に気づく気配は無く、鉛筆を持つ手が動きつづけている。
さらに体を近づけると、さっきと同じように、宙に浮いた俺の体が、吸い込まれるように移動していった。
「あ……」
さっきまで無かった五感が沸き起こるショックに、俺は声を上げていた。
その声は、甲高く、そして幼いものだった。
下校時に、俺が校門の辺りを掃除していると、無邪気にさよならの挨拶をしてくる、麻理ちゃんの声そのものだった。
「あー、あー」
試しに声を出してみると、俺の通りの言葉が、麻理ちゃんの声として漏れていく。
俺は立ち上がってみた。
体が、軽い。
まるで、水の中で体が浮かんでいるかのようだった。
見下ろしてみると、白いワンピースが膝まで降りていて、その先には、人形のようにかわいらしい指が揃ったつま先が見える。
俺は、両手を伸ばして、頬へと手をやった。
ぷにぃ、という音がするぐらいに、張りのあり、みずみずしい肌の感触が伝わってくる。
両手で頬を、ぎゅっ、ぎゅっ、と押してみると、柔らかいほっぺたが、ふにふにと動く。
それから俺は、右手を左の二の腕へとやった。
頬と同じように、柔らかい感触が伝わってくる。
そのまま腕に沿って、左手の指先まで右手を這わせてから、再び肩へと指先を戻していく。
そして、肩を通り抜けて、脇の下を通り抜けたところで、俺の心臓はドキドキと高鳴った。
このまま行けば、次は胸に触るんだ、と思ったところで、
「麻理ちゃん、そろそろお風呂に入りなさい」
ドア越しに、麻理ちゃんの母親らしき声が聞こえてきた。
俺は、やばい、と思ったが、むしろ好都合だな、と考えた。
ドアの向こうにいる母親が姿を消したのを確認してから、俺は階段を下りて、辺りを見回すと、風呂場が見つかった。
脱衣所へと駆け込み、俺はワンピースに手をやった。
始めは脱ぎ方が分からず戸惑ったが、上着を脱ぐような要領で、どうにか脱ぐことが出来た。
ワンピースの下は、下着だった。
と言っても、ブラジャーやパンティーではない。
ランニング、と言って良いのか、肌着と、ブルマのようなパンツを身につけているのだった。
俺は、肌着を一気に脱ぎ捨てた。
すると、真っ平らな胸元が現れたのだった。
よく見ると、わずかばかり、乳首の辺りが盛り上がっているか、という程度の胸元を、俺はしげしげと眺める。
続けて、パンツへと手をやった。幼い股間を包み込むようにして覆っているパンツは、どことなくおむつのようにすら見えた。
パンツを脱ぐと、股間の部分が、やけに寂しく感じた。
男の体なら必ず付いているものが、まったく感じられないのだ。
俺は、股間を見ようとして前かがみになってみたが、男と違って、その部分は奥の方にあり、直接見ることは出来なかった。
しばらくの間、前へとつんのめりそうになりながら、股間を覗き込もうともがいていた。
それから数分後、風呂場に入れば、鏡があるはずだ、と思い当たった。
ガラス戸を開けようと、俺はいつもより高い位置にある取っ手のところへと手をやった。
そんな、いつも使っているものの高さの違いに、改めて、今の自分が、小さな女の子になっているのだと実感してしまう。
風呂場へと入ると、全身へと湯気が当たってきた。よほど敏感なのか、全身すべすべの肌をくすぐられるような感じが伝わってくる。
俺は、鏡を見つけるなり、前に置かれた風呂椅子へと座った。
それから、両足を広げて、鏡に映る股間を見つめてみるのだが、どうもよく見えない。
肝心の見たい部分は、風呂椅子へと向かっているのだ。
そういえば、銭湯の女湯には風呂椅子は無いなんて言ったな。
俺は、風呂椅子をどけて、股間を前へと突き出すようにしてみた。
鏡には、小さな体を仰向けに四つんばいにして、股間をさらけ出す麻理ちゃんの姿があり、その中心には、小さな筋が刻まれている。
ほころび程度の小さな割れ目は、左右に広げたら、そのまま伸びきって真っ平らになってしまうんじゃないかと思えるほどだった。
俺は、体を支えていた右手を床から離して、その部分へと伸ばしていった。
すてーん
バランスを失って、俺はしりもちをついてしまった。
「痛ててて……」
打ち付けた尻を撫でると、これまでに触った、他のどこの部分よりも、柔らかい感触が、手のひらへと伝わってきた。
そんな感触を味わいつつ、俺は膝立ちになって、股間を前へと向けた。
そして再び、指先を股間へと伸ばす。
ゆっくり、ゆっくり、と指先と股間が近づいていく。
爪の先が、割れ目へと当たった時、
「痛っ」
股間から届いた刺激に、俺は声を上げてしまった。
その感覚は、傷口を触っているような、痛みを伴ったものだった。
女の体って、ここを触ると気持ち良いんじゃないのか?
戸惑いつつも、再び割れ目へと触ってみた。
「痛つぅ」
結果は同じだった。
俺は、股間をしげしげと見つめてみた。
よく見ると、筋の上辺りに、小さな突起が見えた。
これって、クリトリスだよな?
幼い麻理ちゃんに、女が快感を感じる部分が付いていることにギャップを感じてしまうものの、ここならば女の気持ちよさを味わえるんじゃないかと、俺は指先を伸ばして突起へと当てた。
「痛ぇっ!」
さっき以上の痛みしか感じられなかった。
クリトリスって、女が一番気持ち良い場所じゃないのか?
慎重に触ってみるのだが、結果は同じだった。
俺は、こんなはずはないと、騙されているような気持ちになってきた。
時間を置いて、何度か触ってみるのだが、相変わらず痛いだけだった。
まあ、子供の体だからな。
そう思った俺は、気持ちよさを味わうことはあきらめて、麻理ちゃんの体を触ることだけに集中することにした。
なにしろ、学校で見かける女の子の裸を自由に眺められるだけじゃなく、どこでも触り放題なのだ。
俺は、痛みを我慢しつつ、筋に沿って、小さい指先を動かした。
「ん……」
口元から、こら堪えるようなため息が漏れていく。
鏡を見ると、全裸の麻理ちゃんが、割れ目へと指先を這わせている。
そんな光景を見ていると、今の俺は、麻理ちゃんにどんな格好でもさせられるのだ、と思うようになってきた。
俺は、グラビアアイドルがするように、右手で両方の胸元を隠して、左手で股間を覆うようにしてみた。
鏡に映る麻理ちゃんの姿は、俺の想像通りであり、それ以上だった。
週刊誌のグラビアみたいなあざとさは無く、恥ずかしさから大事な部分を隠している、そんな印象を受ける。
俺は、そんな麻理ちゃんに、隠している手をどけるように、心の中で命じた。
命令に従って、麻理ちゃんはおずおずと、手を離す。
すると、わずかに膨らんだ胸元と、細い筋が刻まれた股間が現れるのだった。
俺はさらに、麻理ちゃんにそこを触るように命令する。
右手で胸を揉んでみると、ぺったりとしていたが、乳首の下の方に、何かコリコリとした固いものが感じられた。
なんだろうか、と指先で突いてみると、
「痛っ」
またしても、痛みだ。
俺は、無意識に離した指先を、再び乳首へとやった。
すると、指先には、乳首とは違った、わずかに膨らんだ胸の中に、種のようなものが感じられるのだった。
病気だろうか、俺はそう思った。
なるべく触らない方が良いだろうと思って、俺は股間に集中することにした。
指先で割れ目をなぞると、相変わらず痛みばかりが沸き起こり、鏡に映る麻理ちゃんの顔がゆがむ。
そんな様子を見ていると、嫌がる麻理ちゃんに無理やり命令をしているように思えてきて、そんな痛みも興奮の材料として感じるようになってきた。
そうやって、痛みを感じつつ、麻理ちゃんの体を自由にしているのだ、という満足感に浸っていると、いきなり視界が揺れた。
風呂場だから、のぼせたのか、と思ったのだが、幽体離脱薬を飲んだ時と同じように、意識だけが宙に引っ張られるようになった。
そのまま夜空を飛び、次の瞬間には、宿直室にあった、俺の体へと戻っていた。
そういえば、薬の効果は一時間だと書かれていたな、と俺は思い当たった。
まだ送られてきた幽体離脱薬はあるので、もう一度麻理ちゃんの体に憑依しようかと思ったが、あまり長く風呂にいると不審に思われるだろう。
俺は、続きは明日以降の楽しみとして、今日はまず、幽体離脱薬の追加注文をしたのだった。
翌日の夜になって、俺は再び幽体離脱薬を飲んで宙に浮かぶなり、麻理ちゃんの家へと向かった。
部屋には麻理ちゃんの姿は無かったが、ちょうど良い具合に、風呂に入っているところだった。
俺は、鏡を前にして体を洗っている麻理ちゃんへと、体を重ねる。
途端に、シャワーのお湯が胸元へと当たっているのを感じ、思わず手を離してしまった。
風呂場の床へとシャワーのノズルが落ち、足元を伝っていく。
鏡を見ると、まだ下半身の方は、ボディーソープがついている状態だった。
股間は、と見ると、そこは石鹸が塗られていない。
昨日は、直接股間を触ってみて痛い目に会ったが、ヌルヌルのボディーソープを使えば気持ち良いかな、と思って、腹の辺りからボディーソープを指先でぬぐい、ぬめ滑った指の腹を、股間へと当てる。
「痛てっ」
またしても、同じだった。しかも、今回は、傷口に消毒薬をつけたかのように、割れ目の部分へとボディーソープが染みてきて、じくじくと痛いのだった。
俺は石鹸を流し落とそうと、慌ててシャワーを手にして、股間へと当てた。
無数の暖かい水滴が、股間へと当たってくる。
気持ち良い……
最初は、風呂に浸かった時のような心地の良さを感じたのだが、やがて、気持ち良さはそれだけではないことに気づいた。
湯の粒が割れ目とクリトリスに当たる度に、股間から背筋に掛けてを、撫でられるような、ぞくぞくとした気持ちよさが感じられるのだった。
(ひょっとして、これが女の気持ちよさってやつなのか)
そう思った俺は、指先でクリトリスを触ってみた。
しかし、まだ痛みばかりだった。
指だと、刺激が強すぎるのか、と思って、再びシャワーのお湯を当ててみた。
暖かいお湯が当たる度に、じわじわとした気持ちよさが生まれていくのが感じられる。
俺は、湯の当たる角度を色々と変えてみた。
しばらくして、ちょうど割れ目と垂直にして、クリトリスが中心に来るのが、一番気持ち良いことに気づいた。
角度を固定したままに、水流が与えてくれる刺激へと集中した。
その気持ち良さは、男の射精とはまるっきり違っていた。
お湯の粒が、割れ目とクリトリスをくすぐる感覚は、お湯が体へと染み込んでくるかのようだった。
無数のノックがクリトリスに当たっては、割れ目を伝って流れ落ちていく。
股間がじわじわと熱くなり、力が抜けていく。
鏡を見ると、眼をとろんとさせて、頬を赤らめている麻理ちゃんの顔があった。
まるで、おもらしでもしてしまったかのような、惚けた表情だった。
俺は、無意識に、左手を胸へとやっていた。
なんとなく、そこの部分がジンジンとしていたからだった。
指先を当ててみると、昨日と同じように、小さな種のようなものがあった。
あれから俺は、ネットで調べて、胸が膨らみ始める女の子には、こういうものが出来るのだと知った。
やはり触ると痛いらしく、実際にそうなのだが、この部分がやがてはだんだんと大きくなっていくのか……
そう想像すると、それだけで興奮してしまう。
俺は、宝石を扱うようにして、慎重に、その種を触ってみた。
相変わらず痛みしか感じられないものの、昨日と同じように、麻理ちゃんの体を、その意思に逆らって自由にしているのだ、という征服感が沸き起こる。
俺は、股間に当てていたシャワーを、胸元へと当ててみた。
手のひらで触るのとは違う、心地よい温度のお湯が、次々に胸元を撫で下ろしていく。
お湯の心地よさを味わっているうちに、股間で感じたのと同じ、背筋を撫でるような、ぞくぞくとした快感が沸き起こるのが感じられた。
これが、胸で感じるって奴か……
そう思いつつ、俺は胸へとシャワーを当てつづけた。
胸元では、わずかに膨らんだ胸が、シャワーの水圧に押されて、形を変えていくのが感じられる。
同じ胸元なのに、男と女では、こんなにも感じ方が違うのか、と思うのだった。
そうしているうちに、だんだんと頭がぼんやりしてくるのが感じられた。
幽体離脱薬の効き目はまだのはずだが、と思ったところで、長いことシャワーを浴びつづけて、か弱い麻理ちゃんの体が、のぼせてしまったのだ、と思い当たった。
俺は、風呂から抜け出して、大きなバスタオルで体を拭い、畳んで置かれているパジャマに身を通して、部屋へと戻った。
部屋に戻って扇風機をつけて、火照った体を冷やす。
空気の流れが、敏感になった肌には心地よかった。
そんなことを感じつつ、俺は、パジャマのズボンへと手を入れて、さらにパンツの中へと指を伸ばした。
湯に当たって、ふやけたようになっている股間へと指を這わした。
「ん……」
さっきまで湯の刺激があったからか、昨日のような痛みを感じることは無かった。
それでも、お湯が当たった時のような気持ちよさも無く、むしろくすぐったいという感じだった。
何はともあれ、痛みがなくなったということで、昨日よりも念入りに、股間を触ることが出来るわけだ。
俺は、机に置かれていた小さな鏡を持ってきてから、パジャマのズボンとパンツを下ろした。
両足を広げて、ベッドの上に置いた鏡へと股間を向けてみると、そこには幼い麻理ちゃんの股間が映し出されていた。
俺は、割れ目へと指先を這わせてみた。
痛みは……感じられない。くすぐったく思える程度だが、我慢できないほどではない。
割れ目へと当てた指先を、細い筋に沿って、上下に動かしてみる。
筋を形作る、赤ん坊の肌みたいに柔らかい肉の部分が、指に沿って形を変えていくのが見て取れる。
くにゅ、くにゅ、と指先を這わせていくうちに、だんだんと股間の辺りが、とろ蕩けるようになってくるのが感じられた。
指先が、ぴったりと張り付いている割れ目へと、わずかに押し入っていく。
俺は、人差し指の先を、割れ目の中へと入れてみた。
「痛っ」
やはり痛かった。股間、左右へと引っ張られるような感じだった。
俺は、責める場所を変えようと、指先を上へとやる。
割れ目の上にある、皮をかぶった突起へとやる。
割れ目と同じように、痛くも無ければ、気持ち良くも無い、というところだった。
突起の部分は、包茎のチ○ポを思わせるように、すっぽりと皮に包まれていた。
皮の上から指先で突いてみると、その中にある塊が、くに、くに、と動くのが感じられる。
俺は、包茎チ○ポの皮を剥くようにして、添えた指先を引っ張り上げて、クリトリスの皮を剥いてみた。
想像していた通り、空気にさらされたピンク色のクリトリスが、ひりひりとした痛みを伝えてくる。
そうしているうちに、俺は視界が揺れた。
どうやら、薬の効き目が切れたらしい。
俺は、心が引っ張られる中で、名残惜しさを感じつつも、麻理ちゃんの体で、女の気持ちよさを味わえたのだから、良かったか、と思ったのだった。
翌日になって、俺はまた幽体離脱をして麻理ちゃんの家へと向かった。
ベッドにうつぶせになって、ハイティーン向けの雑誌を眺めているところへ、俺は体を重ねる。
途端に、ベッドのマットが下から体を持ち上げてくる感覚が沸き起こる。
俺は、ベッドから跳ね起きて、台所にいた母親に声を掛けてから、風呂場へと入った。
シャワーを軽く浴びてから、膝立ちになって股間を鏡へと向けつつ、開いた割れ目へと湯の流れを当てる。
「あぁ……」
思わず、声が漏れていた。
それぐらいに、気持ちが良かった。
俺は、左手を伸ばしてノズルをひねり、湯の辺り具合を強くした。
「あん……」
粒というよりかは、水流に近くなった湯が、割れ目の中へ、浸入しようとしてくるのが感じられた。
体が割られるような感じがするものの、それは痛みではなく、むしろ気持ちの良いものだった。
俺は、おそるおそる、指先を股間へと当てた。
痛みは……無い。
むしろ、気持ち良かった。
か細く、繊細な指先が、割れ目へと当たってくる。
それだけで、じわじわとした気持ちよさを感じるのだった。
くにゅ、くにゅ、と割れ目をなぞってみると、どこよりも柔らかい肉の感触が伝わってくるのと同時に、体が捏ねられるかのような感じが沸き起こる。
割れ目に沿って指先を上げて、その突き当たりにある、突起へとたどり着いた。
「あぁん……」
幼い少女が、精一杯に大人の真似をしたような声が漏れる。
そしてクリトリスから伝わってくる、背筋からうなじを通って、頭へと突き抜けるような快感。
俺は、最初に麻理ちゃんの体に憑依してクリトリスを触った時に、痛みしか感じなかったのを思い出した。
そして思った。
俺が、麻理ちゃんの性感を開発しているのだ、と。
幼い少女の体を思いのままに操り、そしてだんだんと敏感な体へ、感じる体へと変化させていく。
調教師のような優越感が、俺の心に沸き起こる。
しかも、その開発具合を身をもって、それも快感として、この俺が感じることが出来るのだ。
世の中に、こんな楽しいことが他にあるだろうか?
そう思いつつ、俺は指先でクリトリスの包皮を剥いた。
「痛いっ」
調子に乗ったせいか、しっぺ返しを食らったように痛みを感じてしまった。
開発するのは、ここだけじゃないぜ……
そう思いつつ俺は、乳首へと指先をやった。
気のせいか、これまでよりも、乳首が硬くなっているような気がした。
俺は、しばらく手のひらで胸全体を揉んでから、ボディーソープへと目をやった。
股間の時は染みたけれど、胸だったらひりひりすることは無いだろう……そう思って、右手のひらへでボディーソープを受け止め、塗り薬のように、胸元へと塗りたくった。
すべり具合を増して、麻理ちゃんの柔らかい胸の感触が感じられる。
乳房というほどにはまだ膨らんでおらず、他の部分よりかは柔らかいという程度に過ぎないのだが、その感触は、逆に、大人の女では味わうことの出来ない、これから成長していく少女のものならではなのだ、と興奮することが出来るのだった。
わずかな柔らかい手触りを探るようにして、手のひらで胸元を捏ねまわしてく。
時折、乳首と、その下にある、種が当たってきては、やがてはここが大きくなるのか、と思い、興奮してしまう。
右手で胸元を、左手で股間を触っているうちに、だんだんと俺の呼吸は荒くなっていく。
「麻理ちゃーん、いつまでもお風呂に入っていると、のぼせちゃうわよ」
いきなり、母親の声が聞こえてきた。
昨日は、のぼせてしまったため、今回は湯に当たらないようにしていたのだが、あんまり長いこと風呂に入っていると怪しまれてしまう。
俺は、湯船に入ることなく風呂を出て、部屋へと向かったのだった。
部屋に戻っても、まだ薬の効き目はあるし、それになにより、体の方が火照っていた。風呂に入ったからではなく、体の芯から熱くなっている、そんな感じなのだ。
俺は、昨日と同じように、鏡をベッドにおいて、股間を見つめた。
幼い割れ目へと指を這わせ、小さな突起へと指を伸ばす。
「あん……」
あどけないため息が、俺の口から漏れる。
パジャマの上から胸元を触ってみると、直接触れるのとは違った、布地の肌触りを合わせた感触が伝わってくる。
「あぁ……気持ち、良い……」
そう言ってみると、舌足らずな幼い声が、俺の口から漏れる。
俺は、クリトリスを皮の上から、こりこりと転がしてみた。まだ直接触るのは無理なようだが、そうやって皮越しに触ってみると、ぞくぞくとした快感が全身へと沸き起こっていく。
同時に、乳首を指先で転がす。
「おっぱい、気持ち良い……こうやって毎日揉んでいたら、早く大きくなれるかな?」
幼い口調で、そう言ってみると、まさに俺の聞きたい台詞が頭に響き、興奮してしまう。
乳首とクリトリスを触っているうちに、股間の辺りが、ムズムズとしてきた。
何かが染み出しているような、そんな感じだった。
俺は、クリトリスから指を離して、割れ目へと当てた。
そこには、拭き取った湯とも、汗とも違う、とろりとした液体があった。
「濡れてる……のか?」
俺は、人差し指でその液体を掬い取り、親指と人差し指を擦り合わせてみた。
指の間には、湯や汗とは違う、粘り気が感じられる。
しばらく、指先を動かして、にちゃ、にちゃ、とこね回してから、俺は、くっ、くっ、くっ、と笑った。
麻理ちゃんであれば絶対にしないような、いやらしい男の笑い方だった。
まだ処女どころか、幼女にしか見えない麻理ちゃんの体を、俺がいじることによって、チ○ポを受け入れるために濡れて来てる。
そう思うと、たった3日で、麻理ちゃんの体を、そこまで変えることが出来たのか、と言う達成感が沸き起こる。
俺は、指先だけでは飽き足らずに、滑った指先を舌で舐めてみた。
しょっぱさと同時に、ねとりとした感触が伝わってくる。
俺は、再び、くっくっ、と笑った。
笑っているうちに、視界がぼやけてきた。
また薬が切れたらしい。
名残惜しいものの、俺は満足感を感じつつ麻理ちゃんの体を抜け出した。
それからと言うもの、毎日のこと、俺は麻理ちゃんに憑依しては、体をいじり続けては、オナニーをしていった。
触れる度に、体は刺激を快感として感じるようになり、そして敏感にもなっていった。
今では、クリトリスを剥き出しにして触った方が感じるぐらいだ。
変わってきたのは、それだけじゃない。
胸の辺りが、だんだんと膨らみ始めてきたのだった。
最初のころは、やや柔らかいという程度だったのに、今では指先を押し当てると、めり込むのが見て取れて、感覚としても分かるようになってきているのだ。
これも、俺が刺激をしたおかげだろう。
やはり胸は揉んでいると大きくなるってのは本当なんだ。
変化はまだあった。
幼い感じだった顔つきが、だんだんと整ってきたのだった。
目鼻立ちがくっきりしてきて、幼女というよりかは、少女という容姿になってきていた。
顔だけでなく、鏡に映る体つきも、どことなく、くびれのようなものが目立ってきていた。
そんな中で、今日も俺は、麻理ちゃんの体でオナニーをしていた。
「ああん……あはぁ……」
指先がクリトリスを刺激する度に、背中からうなじへと、電流が流れるような快感が沸き起こる。
それに従って喘ぎ声も漏れ、今では、部屋の外に聞こえないように抑えるのに一苦労するぐらいだった。
ベッドに仰向けになって、胸がもっと大きくなるのを想像しつつ、乳首を転がしながら、割れ目をなぞっていく。
股間の開発も進んできていて、人差し指を入れても痛くないぐらいに――むしろその方が気持ち良いぐらいになっていた。
割れ目へと入れた人差し指へと、うねうねとした肉と、ねちゃりとした粘液が絡み付いてくるのを感じつつ指を動かしつづけると、まるで直接頭を刺激しているような快感が沸き起こる。
毎日のように敏感になっていく中でも、今日の感じ方は、これまで以上だった。
人差し指の動きが、目の前で起こっていることのように、はっきりと感じ取れる。
そしてその度に、全身が火照り、背筋がピンとなる。
今日は、何かが違っていた。
いつもだったら、上がったり下がったりしていく快感が、下がることなく、体に溜まりつづけているかのようだった。
くちゅっ、くちゅっ、という激しい音と共に、俺は人差し指を出し入れしていた。
指先を入れる度に、全身に、ずしんとした快感が沸き起こる。
「あ、ああ……何だ、これ?」
深々と人差し指を入れると同時に、親指が、クリトリスへと当たった。
「うわぁぁぁっ!」
目の前が、真っ白になった。
頭がしびれるようになり、それが快感へと変わっていく。
体が宙に浮かんでいる中で、快感がそよいでいるかのようだった。
仰向けになりながら、俺は今のことを思い出していた。
「今のって……女のイクって奴なのか?」
その感覚は、男の射精なんかとは比べ物にならないほどだった。強烈とか言うだけではなく、そもそもまるっきり別物だった。
さっきの感じを味わおうと、もう一度股間に指を伸ばしてみたのだが、気持ち良さは感じられず、くすぐったいばかりだった。
ちょうど、オナニーで射精をした後のチ○ポのような感じだった。
触りつづけていれば、また感じるようになるか、と思っているうちに、薬の効き目が切れてしまった。
翌日、麻理ちゃんのイク、という感じをまた味わおうと、麻理ちゃんの家へとやってきた俺は、思わぬ光景を目にした。
「あぁ……なんで? これ、気持ち良いの……」
部屋では、いつも俺がするように、ベッドに仰向けになって、オナニーをしている麻理ちゃんの姿があったのだった。
これまでに、麻理ちゃんがオナニーをしているのは、見たことが無い。
おそらく、麻理ちゃんは、オナニーなんて行為があることすら知らなかっただろう。
それが、こうやって、俺の前で裸をさらけ出して、敏感な部分を擦っているのだ。
その光景は、もしも俺に肉体がある状態だったら、俺はすぐさま自分自身のチ○ポをいじってしまうであろうほどに、幼さと色気の混ざり合ったものだった。
胸はわずかに膨らんでいて、股間からは透明な粘液を垂れ流している。
「あぁん……あは……」
そんな麻理ちゃんを見つめつつ、俺は思った。
俺の手による、麻理ちゃんの調教開発は完成したのだ、と。
俺は、麻理ちゃんに憑依することなく、自分の体へと戻った。
そして、大人のおもちゃ屋へと立ち寄って、ピンクローターを買って、麻理ちゃんの家のすぐ近くへと置いた。
再び宿直室に戻ってから、俺は麻理ちゃんの家へと向かい、まだオナニーをしている彼女の体へと憑依をする。それから外へ出て、さっき置いた、ピンクローターの入った包みを手にして、部屋へと戻った。
そして、ピンクローターをベッドの上に置いてから、麻理ちゃんの体を抜け出した。
いきなり目にするピンクローターを、麻理ちゃんはどうするか興味があったが、それは見ないでおくことにした。
しばらくして、自らの手でさらに開発を進めた麻理ちゃんを見る楽しみとして、取っておいた方が良いだろうから。
女の子に憑依した次ということで、今度は男の子に憑依してみることにした。
相手は、麻理ちゃんと同じクラスの、池田幸太だ。
俺は、薬を飲んで、宿直室を抜け出して、幸太くんの家へと向かった。
二階の壁を抜けて、部屋を見回していくと、一室で漫画を読んでいる幸太くんの姿があった。
俺は、背後から近づいて、体を重ねた。
すいっ、と吸い込まれるような感覚があってから、体中に五感がよみがえってくる。
試しに、手を握り締めてみると、その通りに動くのを確認してから、俺は立ち上がった。
体が軽いのは、麻理ちゃんと同じだが、それでも骨格は男だけあって、麻理ちゃんよりかは、俺自身の体に似たものが感じられた。
俺はさっそく、ズボンとパンツを下ろしてみた。
いきなりのことに、ずいぶんと小さなチ○ポが姿を現した。
勃起してない上に、小学生とあって随分とと小ぶりだ。
おまけに皮もかぶっている。
俺は、興味本位から、皮を剥いてみた。
先端の方ですぼまった部分が、するりと根元へと引っ張られ、中からはピンク色をした亀頭が姿を現した。
麻理ちゃんのクリトリスほどではないが、亀頭が空気に触れると、ひりひりとした感触が伝わってくる。
おもちゃをいじるようにして、幸太くんのチ○ポをいじっていると、いやらしいことは考えたりしてないにもかかわらず、敏感なのか、むくむくと大きくなっていった。
大きくなったと言っても、そのサイズは、見慣れた俺のものに比べたら、はるかに小さかった。
手のひらで覆えてしまえるぐらいでしかない。
でも、その代わりと言うか、その感じは、俺のものに比べて、はるかに元気だった。
まず、勃起した先端は、垂直に近いぐらいに上を向いていて、腹にくっつくのではないかと思えるほどだった。
それが、心臓が脈打つたびに、びくん、びくん、と激しく揺れる。
伝わってくる感覚も、硬いというのを通り越して、血がチ○ポに集まりすぎて痛いというぐらいだった。
亀頭にしても、さっきより二周りは膨らんでいて、綺麗に血が通っている様を物語っている。
俺は、さっそくいつものようにチ○ポをいじってみることとした。
パンパンに膨らんだ亀頭へと、指先が当たる。
「痛っ!」
そこで感じたのは、またしても痛みだった。
麻理ちゃんの時と同じ失敗をしてしまった訳だが、こうなると、俺は今、子供に憑依しているのだ、という気持ちが高まってくる。
俺は、皮を前へと寄せて、包茎の状態にしてから、オナニーを開始した。
始めは、くすぐったさばかりが伝わってくるのだが、女と違って普段から擦られているだけあって、刺激にはそう敏感でもないようだ。
擦っているうちに、だんだんと感度が増してくる。
男ならではの、だんだんと爆発に近づいていく快感が沸き起こる。
それは、慣れている感覚のはずなのだが、同じ男の快感なのに、ずいぶんと違うものだな、と思う。
まず、感じ方が敏感だった。
相変わらず独身で、暇さえあればオナニーをしている俺とは違って、ひょっとしたらまだオナニーをしたこともないのかもしれない。
そのため、指先一本一本の動きまで、はっきりと感じることが出来る。
オナニーの仕方が違うのも、理由の一つかもしれない。
皮を擦るようにして亀頭を撫でていると、直接手で触るのとは違った、もどかしさの伴った刺激になってくるのだ。
そうしているうちに、いつもの俺なんかよりもよっぽど早く、それこそ三擦り半と言って良いぐらいに短い時間で、射精したくなってきた。
その感覚は尋常じゃなかった。
チ○ポの根元に、熱いものが溜まりに溜まって、爆発しそうなぐらいだった。
もう出る、と思ったところで、俺はティッシュなどを用意していないことに気づいた。さすがに、床にぶちまけるのは気の毒だ。
そう思ったものの、いまさら中断する気なんて起きないままに、俺は左手をチ○ポの先へやって、右手を思い切り動かした。
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ
それまで抑えていた水道のホースの栓を緩めて、いきなり水が流れ出たかのような感覚が、俺のチ○ポで起こった。
同時に左手には、粘り気のあるものが叩きつけられる感覚が伝わってくる。
何度か続けざまに射精をしたものの、それでもまだ、チ○ポは精液を噴き出していた。
その色は、俺とは違って、黄色かった。
匂いにしても、俺のものよりも、はるかに臭く、粘り気もありそうだ。
びくん、びくん、と脈打つうちに、射精の方は収まった。だが、チ○ポは勃起したままだった。
右手で触ってみると、大きさだけでなく、硬さもさっきのままだった。
俺は、数十年前に子供だった頃、一日に何度もオナニーをしたことを思い出した。
そして、とりあえず、左手についた精液を、ティッシュで拭ってから、俺は再びオナニーを開始した。
「幸太くん、返事が無いけれど寝ちゃったの?」
いきなりドアが開いて、幸太くんの母親らしき人が姿を現した。
まずい、と俺は思った。
気が動転したままに、俺は幸太くんの体を抜け出して、母親の体へと飛び込んでいった。
口を押さえるつもりだったのだが、幽体になっている俺は、そんなことは出来ずに、体が、ふいっ、と吸い込まれたかと思うと、体中の五感がわき上がる。
視界には、パンツを降ろしてチンポを丸出しにした、幸太くんの姿があった。
母親に憑依したものの、状況は変わっていない。
このまま、母親の体から抜け出して逃げ出そうか、と思ったのだが、下半身丸出しの幸太くんは、横に倒れたままで、起きあがる気配がない。
憑依しているということで、母親の体を自由に操って、俺は幸太くんへと近づいた。
眠っているのとも違って、ただ動きを止めているだけのような感じだった。
肩を揺さぶってみるのだが、相変わらず変化は無い。
ひょっとしたら、と俺は思う。
幽体離脱薬が効いている間に、他の人に憑依をすると、前に憑依した相手の意識は、眠ったままなのが続くのではないだろうか。
それを確かめようと、俺は母親の体を抜け出して、再び幸太くんの中へと入った。
幸太くんの体を自由に動かせるのを確認してから、母親の方を見ると、黙って立ったままで、動く気配は見受けられない。
とりあえずは、母親に憑依して、台所にでも行かせておいて、また幸太くんの体でオナニーをしようか、と思ったところで、一つのアイデアが浮かんだ。
俺は、また母親へと憑依をした。
幸太くんの体は止まったままなのを確認してから、すばやく服を脱ぐ。
その合間に、部屋にあった鏡で、ちらりと今の自分の姿を見た。
小学生の母親ということで、三十歳過ぎぐらいだろうが、それよりも若く見える。若奥様、という言葉が似合う感じだった。
裸になったところで、俺は母親の体を操って、オナニーを始めた。
「あふ……」
麻理ちゃんなんかとは違って、旦那に毎晩可愛がられているのか、体はすぐに反応し、快感をつむぎだしていった。
クリトリスをいじって、体を興奮させていく一方で、俺はもう一方の手を全身にくまなく動かして、この体の感じる場所を探り出していく。
「あはっ……」
股間がうずき、そこに熱いものを入れて欲しくて堪らなくなってきたところで、俺は母親の体を抜け出して、またしても幸太くんに憑依した。
ベッドには、股間を濡らして、もじもじと腰を動かしている母親の姿が見える。
そんな姿を見ていると、俺のチ○ポは、さっき射精したばかりだというのに、さっき以上にビンビンに硬くなってきていた。
俺は全裸になって、ベッドに横たわっている母親へと覆い被さった。
ちゅぱっ、と、まずは乳首へと口付けをする。
「ん……」
意識の方は眠ったままになっても、体の方は本能に従って反応するようで、母親は小さなため息をもらす。
俺は、唇と指先を動かして、さっき憑依している間に探り当てた、この母親の感じる場所を責めていった。
「あぁ……あぁん……あっ!」
うなじ、脇の下、乳首と、敏感な場所を攻め立てる度に、母親は切ない声を上げる。
傍から見たら、異様な光景に見えるだろう。
実の息子が、眠った状態に近い母親を愛撫し、しかもその責めるポイントは、全て母親が敏感に感じる場所なのだから。
実の母親を相手に、テクニシャンを演じつつ、俺は母親の股間へと顔をうずめた。
すっかり濡れたそこは、これまでに見慣れた麻理ちゃんのものとは、まるで違っていた。
ヘアがびっしりと生えているし、割れ目からは、ビラビラとした肉がはみ出ている。クリトリスにしても、半ば皮から顔を出している。
そんな、使い古したマ○コを眺めつつも、今俺が憑依している幸太くんは、ここから生まれたんだよなあ、と思うと、妙な興奮を覚えてしまう。
そんな倒錯した興奮のままに、俺は体を動かして、ビンビンに大きくなったチ○ポを、母親のマ○コへと押し当てた。
包茎の部分からはみ出ている亀頭の先端部分へと、ぺとり、と粘っこい液体と、柔らかい肉襞が当たってくるのが感じられる。
それから俺は、一気に腰を突きつけた。
「ああぁっ!」
待ち望んでいたものが与えられ、母親は悦びの声を上げる。
声を上げたいのは、俺も同じだった。
敏感な幸太くんのチ○ポで感じるマ○コの感覚は、相当なものだった。
マ○コの襞、一本一本が、亀頭の先端部分を擦ってくるのが感じられる。
割れ目の間からは、粘液がこんこんとあふれ出ては、チ○ポ全体へとまぶされていく。
女のマ○コって、こんなに気持ちの良いものなのか……
俺は、そう思いつつ、早くもチ○ポが射精をしようとあせっているのを感じた。
歯を食いしばり、腰を止めてみたのだが、射精を求めるように、割れ目はひくひくと動き、俺を締め付けてくる。
「ああっ!」
「あぁん!」
か弱い俺の声と、感極まった母親の声が重なる。
俺は、どくん、どくん、と母親の中へと、射精しているのを感じるのだった。
そんな俺のチ○ポを、母親の肉襞は、きゅうきゅうと締め付けてくる。
二度目の射精だというのに、俺のチ○ポは萎えることなく、むしろもっともっと射精したいと叫ぶかのように、勃起したままだった。
このまま抜かずにもう一発出しても良いのだが、俺は趣向をこらすことにした。
いったん腰を引き抜いてから、母親の両足に挟まれたままで、
「ママ、それじゃあ、僕のオチン○ン、ママの中に入れるよ。僕の初めての人がママだなんて、僕、嬉しいよ」
母親相手に童貞喪失をしようとする子供を演じてみた。
出来ることならば、母親にもそんな設定に見合った言葉を言って欲しいところだが、あいにくと母親は黙ったままだ。
俺は、一人芝居を続けながら、腰を進めていった。
「じゃあママ、入れるよ」
そう言って、愛液と精液が入り混じったマ○コへと、俺はチ○ポを入れた。
再び、勃起して硬くなっているチ○ポを包み込むような、ねっとりとした感触が伝わってくる。
「ママ、ママ! ママの中、とっても気持ち良いよ。僕のオチン○ン、溶けちゃいそうだ」
そう言いつつ、俺は母親の乳首へとキスをした。
ああ、と言う声を出しつつ、母親は快感に酔いしれて、体をくねらせていく。
続けざまに二度射精をしているということで、さっきよりかは余裕をもって、母親の中を味わうことが出来た。
こうしてみると、ずいぶんと緩いマ○コだと思ってしまう。
何しろ、自分のチ○ポのサイズは小さい上に、相手は出産経験をしている母親なのだ。未発達なものを、発達済みのものに入れても、あまりうまくはいかないだろう。
そう思うと、締め付け具合もゆるいし、チ○ポにしてもその小ささのために、たいしたピストン運動が出来ないため、動きを楽しむ、ということは出来ない。
だが、それを補うぐらいに、今のシチュエーションは興奮ものだ。
何しろ、実の母親と小学生がセックスをしているのだ。
母子相姦、という、ポルノ小説でよく見かける言葉が頭に浮かぶが、まさかそれを実体験できるとは思ってもいなかった。
母親の反応が少ないのが残念だが、それは想像で補っていくしかない。
「ああ、ママ、ママ、僕のオチン○ン、変だよ。何か、出ちゃう!」
甲高い声でそう叫ぶなり、俺は思い切り腰を密着させた。
「ああ、ママっ!」
重なり合う二人の股間と股の合間に、二人が出し合った粘液が密着してくるのと同時に、母親の中で、俺のチ○ポがどくん、どくん、と精液を吐き出すのが感じられ、それを吸い取るかのように、母親のマ○コがひくひくと動くのが感じられる。
三度目の射精をしたことで、ようやく俺のチ○ポは、落ち着きを取り戻した。
それと合わせて、今の状況を理解することも出来た。
俺は時計を見て、まだ幽体離脱薬の効き目があることを確認してから、再び母親へと憑依をした。
立ち上がると、股間からは、黄色い精液が、どろりと流れた。
裸のままに、股間を手で覆いつつ、俺は風呂場へと駆け込んだ。
シャワーを当てて、指をマ○コに突っ込んで、幸太くんが出した精液を掻き出してから、風呂へと入ったところで、体から抜け出す。
そして、幸太くんの体に戻って、母親の服を風呂場に持っていってから、ベッドに飛び散った精液をティッシュで拭き取る。
そうしているうちに、視界がぼやけてきた。
どうやら時間らしい。
俺は、一仕事終えた感じで、俺の体へと戻っていったのだった。
息子に憑依して、母親を犯すということに、俺はすっかりのめり込んでしまった。
夕方頃、小学生が帰宅をして、父親はまだ帰っていない時間帯を見計らって幽体離脱をしては、若い母親を見かけるなり憑依をしてから、その息子に憑依をして、母子相姦プレイを楽しむのだった。
時には、息子と母親で散々楽しんだ後で、今度は帰ってきた父親に憑依をして、息子に続けて父親の体で、同じ母親の体を味わうということもしたりした。相手が同じでも、男の側が変わると、快感も変化するのが分かって面白かったし、なによりも、母親の知らない所で、父親と息子に憑依して、体を味わわせてもらうというのが愉快だった。
その一方で、女の子の体を開発することも続けて楽しんでいた。
そうやって、男の子と女の子の体を存分に楽しんでいるうちに、もっと派手なことをやりたくなってきた。
いっせいに、大勢の快感を味わえるようなことを。
しばらく考えた末に、一つの考えが浮かんだ。
さっそく俺は、パソコンに向かって、幽体離脱薬を大量注文したのだった。
翌日になって昼も近づいたところで、俺は幽体離脱をして、あるクラスへと向かっていた。
そのクラスでは、4時間目は保健体育をするはずだった。
まもなく授業が始まるというところで、俺はクラス担任の女教師、柳沼美紀へと憑依をした。
そして授業が始まるなり、教壇に立って生徒を見回して、
「今日の保健体育は、男女の体について、実際にクラスの人に前に立ってもらって勉強してみることにします」
そう言ったのだった。
ざわめきが教室で起こる。
そんな中で、俺は言葉を続ける。
「まずは女子からいきましょう。クラス副委員長の吉永さん。
では、吉永さんには、教卓に座ってもらって、皆さんにオナニーをしている所を見せてもらいます」
俺の言葉に、吉永真由ちゃんは驚きの表情を浮かべた。
肩まで伸びた黒髪はキューティクルが輝いていて、目はぱっちりとしている。
まるで、ひな人形と呼ぶのがふさわしいような、和風の女の子だ。
そこへ素早く、俺は先生から幽体離脱をして、真由ちゃんの体へと入り込んだ。
ふわっ、と視界が広がり、前には、ぼんやりと立ったままの、美紀先生の姿が見える。
俺は立ち上がるなり、
「それじゃあ、先生の指名に従いまして、わたしのオナニーを皆さんにお見せします」
そう言って、教卓へと昇ったのだった。
教卓へ座ってから、俺はスカートは履いたままで、パンツを脱ぎ出した。
そんな光景を、クラスの男子は、目も飛び出さんばかりに、驚きの表情で見つめていた。
それに応えようと、俺はパンツを脱ぎ終えるなり、左右いっぱいに足を広げて、股間をさらけ出した。
「これが……真由のオマ○コです。まだ、毛は生えていませんけれど、大人になれば、この辺りに、毛が生えてきます」
そう言って俺は、へその下辺りを指さした。
「それじゃあ、まずは、細かい部分の名前を教えます」
言って俺は、幼い口調で語りながら、さらに両足を広げてから、右手の人差し指と中指をオマ○コの両脇に当てて、二本の指で左右へと引っ張った。
そして、左手の人差し指で股間を指さして、
「ここにある、小さな突起は、クリトリスと言います。まだ小さいので、皮を被っていますが、興奮すると大きくなって、頭の部分が出てくるようになります」
俺の股間へと、男子全員が集中していた。
視線を向けるのは男子だけではない。女子もそうだった。
それもそうだろう。
男と違って、女のあそこは、簡単に見えるものではない。手鏡とかを使って、どうにか見えるようになるのだ。それに、自分のものが、他の人と違って変ではないかとも気になったりするだろう。
そんな中で、俺は股間をさらけ出しているのだ。
小学生を客にしての、女子小学生によるストリップ、なんて言葉が浮かぶ。
そう言った、現実にはあり得ないようなことを、今の俺がしているのだと思うと、いわゆる、見られる興奮という奴が、俺の中で高ぶってくる。
俺は、その興奮をさらに高めようと、左手の人差し指を、下ろしていった。
「この、左右から張付いているような割れ目は、膣口と言います。この穴は、男の人のオチン○ンを入れるための穴です」
そう言った性知識の無い子も多かったのだろう。クラスの中で、どよめきが起きる。
「ここに、オチン○ンを入れることをセックスと言います。これは、とっても気持ち良いことなのですが、始めてオチン○ンを入れる時は、痛さを感じます。
でも、何度もセックスをしていると気持ち良さが高まってきます。
そうやって、セックスをする準備のためにも、オナニーをしておく必要があるのです」
クラス全員が見つめてくる中で、俺は、由美ちゃんの口を借りて、そう言った。
まだ、たどたどしさの残る口調で、オマ○コとかオチン○ンとかオナニーとか言うと、そのギャップに興奮を覚えてしまう。
「それじゃあ、これから、オナニーのやり方を見せます」
俺の言葉に、クラスの半分ぐらいが、息を呑んで、俺を見つめてくる。
「最初のうちは、クリトリスの部分を触ります。
こうやって、皮の上から、中にあるクリトリスの形を探るようにして、ゆっくりと擦っていきます」
左手の人差し指で、真由ちゃんのクリトリスを触ると、くすぐったい感じが伝わってくる。
毎夜のオナニーの繰り返しで、快感を感じるように開発されているものの、やはりいきなり触っただけでは、まだくすぐったさの方が先に来てしまうようだ。
「初めのうちは、くすぐったいだけかもしれませんが、焦らないで、ゆっくりと大事に触り続けてみてください。
コツは、皮の上から、形をなぞってみたり、時々軽く押してみることです。そうすると、オマ○コの辺りがだんだんと熱くなってきて、クリトリスが少しずつ大きくなってくるのが感じられます」
さすがに俺が毎日開発しただけあって、真由ちゃんの体は、指の動きから快感を生み出し始めていった。
「あぁ……だんだん、気持ち良くなってきました。気持ち良くなってくると、頭がぼーっとしてきて、オマ○コのことばかり考えるようになります。
ん……あぁん……」
クリトリスから背骨を通じて頭へと快感が駆け上ってきて、全身が火照ったようになり、呼吸が段々と荒くなっていく。
「あ……気持ち良くなってきたら、わたしのように、声を出してみましょう。そうすると、自分の声に反応して、もっともっと気持ち良くなれます。
あは……ああん……、良い、気持ち……」
クリトリスから湧き起こる快感をクラス全員に伝えるようにして、俺は喘ぎ声を上げる。
俺の頭には、AVとかで聞くのとは違って、切ない声が頭中に響き渡る。
耳だけで聞くのではなく、喉の震えや、息と共に空気が頬の内側を伝わっていく様まで、事細かに感じることが出来る。
しかもその声の主は、小学生の女の子なのだ。いわゆる、幼女という奴だ。どんなAVでも聞くことの出来ない、甲高く、そして幼い声で、いやらしい喘ぎ声を生みだしていく。
クリトリスを触っていくうちに、オマ○コの部分が熱を帯びて溶けるようなってくる。
自らの熱にあぶ炙られて、ひくひくと細かく動き始めてくるのが感じられる。
時折、きゅっ、とオマ○コが引き締まるのが伝わってくる。
そして、絞り出されるようにして、一本の筋が入っただけのような、幼い割れ目の間から、とろりとした体液が流れ出していくのが分かる。
俺は、クリトリスを触っていた指先を下ろし、ぴたりと張付いている割れ目へと指を伸ばした。
小さな指先に、ねとりとした粘液が絡みついてくる。
「皆さん、見て下さい。こうやってオナニーをして興奮すると、オマ○コの所が、こいう風に濡れてきます。
これは、愛液と言って、セックスの時に、オチン○ンを出し入れしやすくするためのものなんです」
俺が言ったことを想像したのか、クラスの何人かが、顔を赤らめる。
「でも今日は、オナニーの仕方を教えるのが目的ですから、愛液の他の使い方を教えます。
こうやって指先で愛液をすくい取ってから……クリトリスに塗りつけます」
すっかり敏感になったクリトリスへと、愛液がまとわりついてくる。
「こうすると、クリトリスも触りやすくなります。
例えばこうやって、皮を持ち上げるようにして、クリトリスを剥き出しにしてから……」
俺は、右手でクリトリスの包皮を引っ張り上げた。興奮して膨らみ始めていたクリトリスの先端が顔を出す。
綺麗な、ピンク色をしたクリトリスの先端に、愛液で濡れた左手を押し当てる。
「あぁん!」
慣れている行為のはずなのに、教室という場所で、クラス全員に見られているためか、いつも以上に敏感に感じてしまい、声を上げ、全身がびくりと震える。
「はぁ、はぁ……こうやって、愛液を使うと、クリトリスが直接刺激出来るようになります。乾いたままの指先でクリトリスを直接触ると痛いので、皆さんもオナニーをする時には、こうやってください」
クリトリスを直接刺激したせいか、割れ目からは、さらに愛液が溢れてくる。
そのうちの一部は、股下を通じて、肛門へと流れ伝って行き、微妙な刺激を与えてくる。
そんな刺激を感じつつ、今度は、真由ちゃんの肛門を開発するのも良いかな、と思いついた。小学生で、肛門が感じるなんて、そうは無いことだろう。小さな指先で、クリトリスと肛門を同時に弄る真由ちゃんの姿を想像すると、ますます俺は興奮してきた。
割れ目からは、なおも愛液が噴き出している。
俺は再び、割れ目へと指先を伸ばした。
「ひ、人によっては、クリトリスよりも、オマ○コの方が気持ち良いという人も居ます。こうやって、指先を、オマ○コの中に入れてみて下さい」
細い人差し指を入れると、左右から処女のオマ○コが、きゅうきゅうと指先を締め付けてくる。
クリトリスに比べると、その快感は弱いものの、男の体ではすることの出来ない、指先を自分の体内へと挿入するという行為に、俺は興奮を覚える。
「お、オマ○コの方は、セックスをしていくうちに、だんだんと気持ち良くなっていきます。ですから、まだ皆さんは、オマ○コはあまり気持ち良くないかもしれませんが……心配する必要はありません」
言いながら、俺はクリトリスをいじりつつ、片手では胸を揉んでいた。
まだ膨らみ始めだが、真由ちゃんはすでにブラジャーを着けている。
手のひらを動かす度に、ブラジャーが硬くなった乳首を擦っていく。
そろそろイクな、と俺は思った。
真由ちゃんの場合、体が宙に浮かぶような、それこそ、幽体離脱をするような絶頂を迎えるのだ。
ふわり、と体の感覚が消え失せて、体が快感に締め上げられる。
「ああぁん!」
高い波を向かえて、がくり、と体中の力が抜ける。
やることはこれで終わりではない。今度は、男のオナニーを見せる番だ。
俺は、教卓から降りて、再び美紀先生へと憑依してから、
「では次に、クラス委員長の山本正巳くん。お願いします」
名指しをされた正巳くんは、戸惑った表情を浮かべていた。
そこへ素早く、俺は彼の体へと憑依をした。
入り込んだのを確認してから、俺は、はい、と答えて、ついさっきまで、真由ちゃんがオナニーをしていた教卓へと座る。
腰を下ろしてみると、彼女の温もりが感じられた。
それから、ズボンとパンツを下ろしてみるのだけれど、まだチ○ポは勃起していなかった。
「ええと、女の子に説明しますと、男の子のオチン○ンは、エッチなことを考えると、大きくなります。これを勃起と言います。
今から、オチン○ンが勃起する所を見せます」
そう言って、まだ小さいままのチ○ポをいじってみるのだけれど、いっこうに大きくなる気配がない。
この歳でEDか、などと思ったりするのだが、これまでに正巳くんの体に何度も憑依をしては、母親とセックスをしたけれど、一度もそんなことは無かった。
俺は、勃起させようと意識を集中するのだが、いっこうに変わらないままだ。
困ったな、と思ったところで、俺は目を閉じて、想像してみようと思った。
「男の体は、エッチなことを想像することで、変化します。
見ててください」
そう言って俺は、さっきまでのことを思い浮かべていた。真由ちゃんに憑依をして、クラスの前でオナニーをしたことを。
その気持ち良さだけでなく、クラスのみんなが見ていたこと、その中には正巳くんの姿もあったこと。
由美ちゃんの気持ちになってエッチなことを考えているうちに、下半身が変化し始めた。
むくむくとチ○ポが起きあがってくるのが感じられる。
そして目を開けて見下ろしてみると、皮を被ったチ○ポが見えた。
「このように、オチン○ンは大きくなります。
それじゃあ次に、オナニーの仕方を教えます。
こうやって、右手を添えて、前後に擦ります」
擦っているうちに、さらにチ○ポが大きくなるのが感じられた。
そして、由美ちゃんの体だった時よりも早く、男としての絶頂――射精が起ころうとしているのが感じられた。
その時、精液をどこに出そうか、と思った。
辺りを見回すと、教卓の脇には、真由ちゃんが、意識を縛られたままに立っている。
俺は、膝立ちになって、両手で、真由ちゃんの頭を挟み、股間へと近づけた。
右手で真由ちゃんの口を開かせ、その中へとチ○ポを突っ込む。
なま暖かい口中の空気が、俺の亀頭を刺激する。
そしてそのまま、彼女の口内へと、俺は射精をした。
どくん、どくん、と粘り気のある精液が、彼女の口へと流れていく。
そういえば、小学生の女の子への口内発射なんてのは、これが初めてだ。
クラスの女の子からは、軽い悲鳴が起こる。
「皆さん。彼女の口の中を見て下さい」
そう言って俺は、真由ちゃんの口を開かせて、全員に見えるようにした。
「僕のオチン○ンから出たもの、これが精液です。この中には、精子と言って、子供を作る材料になるものが入っているので、とっても貴重なものなのです」
俺は言葉を続ける。
「さっき吉永さんが言った通り、オチン○ンは、女の人のオマ○コに入れます。それで、精液を流し込むのです。
と言っても、皆さんはまだ、セックスは早いかもしれません。それでも、皆さんが付き合う男の子が、エッチなことを求めてきたら、こうやって、口で飲んであげるのが良いかも知れません」
そう言ってから、俺はパンツとズボンを履いて、教卓から降りた。
そして、美紀先生へと憑依をする。
「皆さん、これで、今日の保健体育の授業は終わりです。おうちに帰ったら、自分の体で確かめてみましょう。
それでは、給食の時間に入ります」
しきり直しのように、そう言うが、これだけでは終わらない。
むしろ、これからが本番だ。
クラス中のみんなが、今回の授業に圧倒されたように、黙々と給食の支度をした。
給食が配られ、いただきますの挨拶と共に、全員が食事を口にしたのを確認した所で、俺は立ち上がった。
「ええ。今、皆さんが食べた給食には、幽体離脱薬というものが入っています。難しい言葉ですが、これは、皆さんの心が体から抜け出して、他の人の体に入れるというものです。
さあ、皆さん、男子は女子の体に、女子は男子の体に入って、異性の体というものを体験してみましょう」
そう。これこそが、俺の本当の目的だった。
幽体離脱薬を給食に混ぜておき、それを食べた全員が幽体離脱をして、他の子の体へと憑依する。
それを眺めようって寸法だ。
もちろん、眺めるだけじゃない。俺も幽体離脱して割り込ませてもらって、狂乱する生徒たちが感じる様を、味わわせてもらうつもりだ。
魂が抜け出たようで、クラス全員が、意識を失ったようになった。
しばらくして、数人が眠りから覚めたように、体を揺り動かしては、辺りをきょろきょろと見回したり、体を見下ろしたりし始めた。
どうやら、みんな幽体離脱をして、別の体に入ったようだな。
最初に動いたのは、クラス一可愛いと評判の女の子、矢部美野里だった。
「本当だ、美野里ちゃんの体になってる」
誰が入ったのかは分からないものの、どうやら男の子が憑依したようだ。
そして嬉々とした表情を浮かべて、長い髪の毛を振り乱し、立ち上がるなり制服を脱ぎ捨てた。
まずは上半身だけ裸になるなり、小学五年生にしてはずいぶんと大きな胸を、揉みしだいた。
「すげえ、美野里ちゃんの胸って、こんなに柔らかいんだ」
「やめて、わたしの体で、そんなことしないで」
そう言ったのは、隣に座っていた男の子だった。
どうやら美野里ちゃんは、慌てて近くの子に憑依したようだ。
美野里ちゃんが入っている男の子は、美野里ちゃんの体へと飛びついて動きを制しようとするものの、小学五年生ではあまり男女の体格に差が無いということと、自分の体だから乱暴にする訳にもいかないため、なすがままだった。
「ああ、女の子の胸って、揉むと気持ち良いんだ。すげえ、美野里ちゃんの乳首、固くなってきた」
「やめて、やめてったら」
いやらしい笑みを浮かべて、男口調で呟きながら、自分の裸身をまさぐる美野里ちゃんと、それを止めようとする、弱腰な男の子。
俺はそこへ駆け寄って、止めようとしている子の肩を掴んだ。
「美野里ちゃん。これは、異性の体を知るって言う、大事な授業の一環なのよ。だから美野里ちゃんも、男の子になった自分の体を、楽しんでみなさい」
そう言って俺は、男の子の股間の辺りを、やんわりとまさぐった。
いきなりのことに、びくりと反応するものの、それでも暴れる美野里ちゃんの口を、俺はキスをして塞いだ。
端から見たら、女教師が男の子の体をまさぐっているように見えるだろう。
しかし実態はその逆だった。男の体も女の体も知り尽くしたこの俺が、男の体になってしまって戸惑っている美野里ちゃんに、気持ちの良いことを教えようと言うのだ。
口を塞がれても抵抗をしようとするが、小学生と大人の体では、こちらの方が力は上だ。
俺は、右手でズボンを下ろして、チ○ポをさらけ出させた。
そして、皮を剥いて亀頭を丸出しにした所で、その亀頭を、口で包み込む。
「きゃっ、な、何……?」
初めて感じる男としての快感に、美野里ちゃんは反抗することも忘れて、腰をがくがくと震わせた。
「どう? 美野里ちゃん。これが、オチン○ンの気持ち良さよ」
「そんな、オチン○ンなんて、汚い……」
「汚くなんか無いわよ。汚いって言うんだったら、先生が綺麗にしてあげるわ」
そう言って俺は、汚れを舐め取るようにして、亀頭全体と、恥垢の溜まった雁首の辺りへと舌を這わせた。
「や、えっ、な、何……へ、変だよ。オチン○ンがわたしに付いているなんて、変だよ」
「変じゃないわよ。でも、変な気持ちになってくるかもね。ほうら、美野里ちゃんのオチン○ン、ビクビクいっているわよ」
そう言って俺は、チ○ポの根本を押さえて、垂直にして、美野里ちゃんから良く見えるようにした。
小学生のチ○ポだけあって、ビンビンに勃起しているから、前の方へと倒そうとする手を、力一杯押し返して、抵抗を見せる。
「い、痛い……」
女の体では体験できない痛みを感じてか、美野里ちゃんは涙目で訴えてくる。
「あら、ごめんなさいね。それじゃあ、気持ち良くしてあげるわ」
俺は再び、男の体に入った美野里ちゃんから生えているチ○ポを口に含んだ。
小学生のものだけあって、すっぽりと根本までが入ってくる。
脈打つのが感じられる根本を、唇をすぼめるようにして囲ってから、顔を後ろへとやって、唇をチ○ポの先へと動かしていく。
息を吸い、舌先で亀頭を舐めながら、顔を移動させると、美野里ちゃんは、あっ、あっ、と声を上げる。
ちゅぽん、と音が立ったと同時に、口からチ○ポが抜け出ると、まぶされた唾液をまき散らしながら、美野里ちゃんのものは、ぴくんっ、と上を向いた。
そうやって、何回か、チ○ポ全体に刺激を与えた後で、やり方を変えることにした。
皮に手をやって、根本へと引っ張ると、被っていた皮が剥かれて、ピンク色の亀頭が姿を現す。
これまでずっと皮に包まれていたためか、あまり張り出していない雁首を唇で包み込むようにして、はむっ、とくわえる。
「あ、い、痛い……」
美野里ちゃんの声は弱々しかった。
美野里ちゃん、と言っても声は男のものなのだが、まだ声変わりをしていないため、女の子をいじめているようにも思えてくる。
痛がっているというよりも、未知の感覚に怯えるようになっている彼女を無視して、俺は亀頭を舐め回した。
舌先に伝わってくる亀頭の感覚は、みずみずしいの一言に尽きた。
まるで、生れたばかりの赤ん坊のようで、舌先で突けば、形が変わってしまいそうだった。
そんな舌触りの一方で、亀頭は大きく膨らんでいた。
「ああっ、へ、変……なんかっ、変なのっ!」
がくがくと腰を震わせながら、美野里ちゃんがせっぱつまったように叫ぶ。
ずいぶんと早いな、と俺は思った。美野里ちゃんが憑依している男の子には、俺も何度か憑依したことはあったが、もう少し射精を我慢できるはずだった。
まあ、初めて男の子の体になった上に、チ○ポをしゃぶられるなんて言う、これまでにない経験をしているんだから、それも当然か。
泣きそうな声をあげる美野里ちゃんを無視して、俺は舌先と唇の動きを加速させた。
「やめてぇ、やだぁ、美野里、変になっちゃう」
逃げようとする腰を押さえると、女の子のような尻の手触りが伝わってくる。
じゅぷっ、じゅぷっ、と唇と舌を動かしているうちに、美野里ちゃんの腰が、大きく震えた。
それと同時に、亀頭が膨らんで、熱い塊が、俺ののど元めがけて、びちゃっ、とぶつかってきた。
まるで、水道で水を飲もうとして、いきなりノズルを捻りすぎてしまい、大量の水がのど元に当たってきたかのようだった。
俺は、ごくり、ごくり、と喉音を立てて飲み干そうとするが、それ以上の勢いで、美野里ちゃんは射精を続ける。
まだチ○ポが跳ねて射精を繰り返す中で、俺は口を離した。
「ほら、見てご覧なさい。美野里ちゃん、こんなに精液、出しちゃった」
口に残っていた精液を手のひらに出してみると、若いだけあって黄色に近い色をしていた。
一度射精をしても、上を向いて勃起したままの亀頭からは、なおも断続的に、精液の固まりが、溢れ出していく。
「どうだった、美野里ちゃん? 男の子の射精、気持ち良かったでしょ」
耳元で、いけないことをささやきかけるように言ってみると、美野里ちゃんは否定はしなかった。
初めての快感に、呆然としているようだった。
俺は、悪事の共謀を誘いかけるように、言葉を続ける。
「こうやって、一度は男の子の快感を知っておいた方が良いと思うの。それにね、あの薬は効き目は一時間しか無いから、もっと男の子の気持ち良さを知るとしたら、今しか無いのよ」
精液臭い口臭を出しつつ美野里ちゃんに言うと、彼女はもう、拒む様子は無かった。
追い打ちを掛けるように、俺は美野里ちゃんの手を取って、まだ収まりのつかないチ○ポへと手を添えさせる。
「ほら、こうやって擦ると、気持ち良いでしょ。わたしが口でしてあげるほどには、気持ち良くないかもしれないけれど、射精の気持ち良さ、忘れられないでしょ」
俺の言葉に誘われるように、美野里ちゃんは自分で手を動かして、チ○ポを擦り始めた。
やったな、と思った。
そんな美野里ちゃんの姿を見てか、クラスの半分以上は、乗り移った体をいじって、オナニーを始めていた。
「みなさん、オナニーの仕方は、さっき教えてあるから分かりますね。
オナニーだけではありません。女の子同士で、股を擦り合いしたり、男女ペアになって、お互いのオチン○ンとオマ○コを舐め合うとか、色々と楽しみ方はあります。
でも、セックスはまだ駄目ですよ。皆さんには、まだ早いです。
もしも、セックスをしたいという人がいるなら、先生が相手をします」
言うと同時に、数人の男子生徒が、熱い視線で俺を見つめてきた。
その中で、すぐ近くに居た男の子の手を取って、俺は教壇へと導いた。
そして、すぐさま全裸になって、床へと横たわった。
そんな俺へと、男の子は、勃起したチ○ポが邪魔する中を、ズボンとパンツを一気に脱いで、俺に飛びかかって来て、腰を密着させようとする。
「せ、先生、先生っ! 俺、もう我慢できない」
セックスに関する知識は持っているようで、勃起したものを、俺の股間へと当てようとしてくる。
それを俺は、両肩へ手をやって制した。
「まだ焦っちゃ駄目よ。ほら、先生のオマ○コ、見てご覧なさい」
先生の言葉だからか、それともオマ○コを見ることにも興味があるのか、男の子は俺の言葉に従って、股間を見つめてきた。
両足を広げてから、見せびらかすように、両手でマ○コの襞を左右へと広げる。
「ほら、先生のここ。まだ濡れていないでしょ。さっき吉永さんが見せてくれたみたいに、女の人のここは、濡れなくちゃオチン○ンを入れられないのよ。
どうすれば良いか、分かるでしょ?」
「ど、どうすれば、い、良いんですか?」
興奮しているからか、それとも知識が断片的でしかないのか、男の子はお預けを喰らった犬のように悩んだ顔をして、俺を見つめてくる。
「そういう時はね、舐めてみるのよ。舐める時には、ここのポッチの部分、クリトリスを舐めるのがコツよ」
はい、と返事をする間も無いうちに、男の子は、俺の股間へとむしゃぶりついてきた。
「ああ……」
クリトリスを舐められると同時に、俺の体に、ズキンとした甘い疼きが湧き起こる。
やっぱり、大人の女は開発されているな、と思う。
男の子は、テクニックなどお構いなしに、ひたすらクリトリスを舐めてくるだけなので、時には痛みも感じるのだが、それでも俺は、
「そうよ。上手よ」
おだてるように、そう言ってやる。
「でも、あんまり強く舐めるだけじゃ駄目よ。強弱を付けたり、舐める場所を、たまにはクリトリスだけじゃなくて、割れ目の方にもしたりするの」
興奮状態にあるせいか、迷うことなく男の子は俺の言葉を受け入れた。
クリトリスが軽く舐められたかと思うと、そのまま割れ目と移っていく。
「ああ、そうよ。その調子よ」
俺の頭に、男子小学生へエッチな指導をする淫乱女教師、という言葉が浮かぶ。
「せ、先生のここ、濡れてきましたよ」
男の子の言う通り、俺のオマ○コは、じわじわと愛液を吐き出し始めていた。
「うふふ。それじゃあ、いよいよ入れて良いわよ」
「は、はい」
俺の上へと、荒々しく呼吸をした小学生の男の子が被さってくる。
大人の男ほどには圧倒感は無いものの、その血走った目には、青少年ならではの、性に対する貪欲さが感じられる。
「えい、あ、あれ?」
チ○ポを入れようとしてくるのだが、初めてのことなのでやり方が分からないのか、上滑りしてしまう。
「焦らないの。それじゃあ、先生が押さえてあげるから、あなたは腰を前に進めなさい」
そう言って俺は、男の子のチ○ポを掴んで、先端を割れ目へと押し当てた。
さっき口で感じたのと同じような、みずみずしい亀頭の感触が、敏感になっている俺の割れ目へと伝わってくる。
「ほら、腰を前へやって」
「は、はい」
言うと同時に、男の子は力強く腰を押しつけてきた。
チ○ポを挟んだままだったので、その勢いで皮が剥けて、さらけ出された亀頭が、俺の中へと、ずぶずぶと入ってくる。
「ああ、オチン○ン、入ってきてるわ」
そして、男の子の腰が密着してきたかと思ったら、
「せ、先生、俺……もう……」
がくがくと腰が震えたかと思うと、ぶるっ、と全身を揺さぶって、男の子は一気に射精をしてきた。
俺の中では、水を勢い良く出している時に手を離してしまった水道ホースのように、チ○ポが跳ねては、精液をぶちまけてくる。
入れただけで出しちまうなんて、ずいぶんと早いな、と思った。
「ご、ごめんなさい」
そんな俺の気持ちが顔に出たのか、男の子は謝ってくる。
「良いのよ。初めのうちは、オマ○コの中にオチン○ンをいれられただけでも合格よ。
ほら、まだ大きいままだから、このまま二回目をやりましょう。まだ続けられるわよね」
「あの……先生……」
脇から、他の男子生徒が、おずおずと声を掛けてきた。
「先生……わたしも……してみたいです」
姿は男の子なのだが、口調からして、その体に憑依しているのは女の子のようだ。
そうとなれば、そちらを優先させるというのが筋だろう。
「わかったわ。それじゃあ、今度はあなたね」
言って俺は、自ら腰を引いて、さっき射精してきた早漏小学生のチ○ポを引き抜く。
中断され、勃起しつつ、物欲しげに見つめてくる子に向かって、
「先生は、なるべくたくさんの子にセックスを体験させてあげたいから、後で順番が来たら、また相手をしてあげるわ」
そう言って俺は、男の子に入り込んでいる女の子へと、股を開いた。
「すごい……大人の人って、こういう風になっているんですね」
女の子として自分のものは見慣れているものの、大人のものを見るのはこれが初めてのようだ。
動物を触るようにして、手を伸ばしてきて、俺の陰毛を撫でてきてから、その下へと指を下ろしていく。
「そうよ。大きくなると、ここでオチン○ンを受け入れられるようになるの」
「先生……本当に、セックスしても良いんですか。
あの……わたし、さっき男の子のオナニーをしてみたら、すごく気持ち良かったんです。それで、このオチン○ンでセックスしたら、どうなるんだろうと思って……」
言い訳をするように、上目遣いでそう言ってくる。
男の子の体としてセックスをしたいものの、罪悪感を感じているのだろう。
「遠慮することもないわよ。男の子が、セックスをする時にどんな風に気持ち良いか知っておいた方が、男の子の気持ちが分かるんだから。
さあ、準備は出来ているわ。あなたのオチン○ン、先生のオマ○コに入れてみて」
言って俺は、両足を広げる。
「こ、これで良いんですか?」
覆い被さってきてから、右手でチ○ポを押さえつけて、俺のマ○コへと当ててくる。
「そうよ。それで良いの。そのまま腰を押し入れてきて」
ぐいっ、と腰が動くなり、俺の中へと、若くて固いものが入ってきた。
「ん……あは……ああ、先生の中、暖かくって、ぬるぬるしていて気持ち良い……」
目をぎゅっと閉じて、感極まったような声で、女の子はチ○ポの気持ち良さを訴えてくる。
さっきの子と違って、一度オナニーをしているせいか、入れてすぐ射精、なんてこともなかった。
「そう。それじゃあ、腰を前後に振って、オチン○ンをオマ○コの中で、動かすのよ」
「こ、こうですか」
そう言って女の子が腰を引くと、チ○ポがゆっくりと抜け出ていく。
そして、亀頭の部分が顔を出した所で、
「そう、途中まで来たら、また入れるの。先生のオマ○コ、まだ余裕があるから、ぐっと力を入れても大丈夫よ」
「は、はい……」
言われて、女の子は力強く腰を密着させてくる。
「ああ、良いわ。オチン○ン、中まで入ってくる」
大人のものに比べたら、それこそ子供のサイズであるが、柔軟なマ○コにとって、チ○ポの大きさはあまり関係ないって言う話の通り、俺の股間は、生徒のものをしっかりとくわえ込んでいた。
可愛らしい小学生のチ○ポが、俺の中で前後に動く。
「そうよ。ゆっくりと腰を引いて、強く腰をぶつけてくるの……
ああ、良いわ。上手よ、先生も、気持ち良くなってきちゃう」
「せ、先生も、気持ち良いんですか?」
「ええ、気持ち良いわよ。だから、もっと腰を動かして……」
はい、と言って、生徒が腰を振ってくる。
淫乱女教師、という言葉が、またしても浮かぶ。
しかも今回は、相手になっているのは、中に女の子が憑依している男の子なのだ。そして、その相手をしているのが、女教師に憑依をしている男の俺。
役割、年齢、立場、全てがあるべき様と違ったままに、セックスという男女での完結した行為をしていることに、俺は倒錯感を覚えてしまう。
「ああ、先生……わたし、出ちゃうっ!」
「良いわよ。出して、出しなさいっ! 先生の中に、精液、出しなさいっ!」
「だ、出しますっ!」
叫ぶと同時に、どぴゅっ、と俺の中へと精液がぶつかってきた。
俺にチ○ポを入れている女の子は、荒い息をしながら、本能がそうしているのか、犬のように、腰をガクガクと震わせて来る。
「どう、先生のオマ○コ、気持ち良かったでしょ?」
「はい、凄く気持ち良かったです……あの、先生は、気持ち良かったんですか?」
気持ち良かった、と答えようとして、女の子の真意に気付いた。
彼女は、男の子の快感だけでなく、女としてのセックスの快感も知りたいのだ、ということに。
「何だったら、あなたも体験してみる? 先生の体で、女のセックスを?」
「良いんですか?」
嬉しそうな表情を浮かべて、女の子が問い掛けてくる。
「ええ、じゃあ先生、この体から抜けるから、そうしたら、あなたが入りなさい。
そうしたら、順番にセックスしてあげるのよ」
「分かりました」
生徒が答えるなり、俺は美紀先生の体から抜け出した。
振り返ると、男の子の体から、女の子の幽体が抜け出て、飛び込むようにして、先生の体へと入っていった。
そして、体を見下ろしてから、続けて股間をまじまじと見つめた。
「良いなあ、お前、先生の体になったのかよ」
さっきまでのやりとりを聞いていた、他の男の子が羨ましげに声を上げる。
「わたし、先生の体でセックスしてみたいから、早く入れて」
興奮している体がそうさせるのか、中に入っているのが、小学生の女の子だとは思えないような色っぽい表情で、女の子は男の子を誘い入れる。
「じゃあ、俺」
「お前はさっきやっただろ。今度は俺だ」
何人かの男子生徒が、セックスの順番を巡って喧嘩を始めた。
そんな騒ぎを背にして、俺は教室を見わたした。
そこでは、さっき俺が言った言葉に従ってか、オナニーだけでなく、レズやシックスナインなどが行われていた。
その合間にも、一人の異性だけでは飽きたらず、次々と体を入れ替わっていく子供もいたりする。
見てみると、どうやら幽体には力関係があるようだ。誰かが憑依している体に、別の幽体が憑依しようとする時に、元々いた方の幽体を追い出して自分が憑依するものもあれば、逆にそのままはじき飛ばされてしまい、憑依できないものもある。
俺はどうだろうか、と試してみたくなった。
辺りを見回すと、美野里ちゃんがオナニーをしている姿があった。
俺は、彼女の背後へと周り、体を重ねてみた。
パシッ、と美野里ちゃんの中で何かがはじき出されるような音がしてから、代わって俺の体が吸い込まれる。
切り替わった視線を下ろすと、膨らみかけた乳房が見て取れた。
どうやら、美野里ちゃんの体に憑依するのに成功したようだ。
俺は手を挙げて叫んだ。
「おーい、美野里ちゃんの体に、チ○ポをしゃぶってもらいたい奴は集まれ」
言うと同時に、男子数人が目を血走らせて集まってきた。
その全員が、すでに何度もオナニーをしているらしく、チ○ポの先は、精液まみれになっていた。
「おいおい、美野里ちゃんの口は一つしか無いんだぜ。それじゃあ、最初の一人は……よし、チ○ポの一番大きい奴だ」
言って俺は、集まった男の子を見わたした。
「ようし、お前だ」
一番大きい子を見つけて、俺は口へとくわえた。
フェラチオはさっき、男の子の体に入っている美野里ちゃんにしたばかりだが、あの時は美紀先生での体、大人の体だった。
今度は違う。小学生の美野里ちゃんの体を、口を使って、男の子のフェラチオをするのだ。
あの時には、余裕を感じられたのだが、小さな美野里ちゃんの口には、男子のチ○ポが一杯に感じられる。
喉の奥へと、亀頭が当たってきて、むせそうになる。
子供の体同士でこんなことをするのは初めてだな、と思いつつ、俺はフェラチオを始めた。
じゅぷっ、じゅぷっ、と音を立てながら、上目遣いに男の子の顔を見やる。
「ああ、美野里ちゃんが……俺のチ○ポをしゃぶってくれている……」
これ以上嬉しいことは無い、というぐらいの表情で、男の子が呟いてくる。
「いいなあ、お前だけ」
他の男子が、不満の声を漏らす。
そういえば両手が空いているな、と思った俺は、左右の手を伸ばして、手近にいた二人のチ○ポを触って、手扱きを始めた。
「ああ、美野里ちゃん……」
「もっと、もっと強く……」
俺は、口と両手で、三本のチ○ポを同時に相手をした。
そんな俺の姿を思い浮かべる。
今の俺は、クラス一可愛い子である、美野里ちゃんなのだ。
そんな彼女が、全裸になりつつ、口と手で男のチ○ポへと奉仕をしている。
その様子が、俺の頭へと浮かぶ。
俺は、AVの監督になったようだった。
俺が指示をすると、女優である美野里ちゃんは、監督の言う通りに動いて、男を気持ち良くさせる。
俺が監督と女優を務め、出演者は全員が小学生のAV。
そう思うと、奉仕ばかりで肉体的な快感は無いものの、精神的な高揚感が湧き起こってくる。
「ああ、美野里ちゃん。俺、もう出そうだよ」
俺の右手に扱かれていた子が、声を上げる。
俺は、チ○ポの先を、俺の顔に向けるようにしてから、一気に強く擦り挙げた。
「あ、ああっ、出るぅっ!」
ざぱぁっ、と音が立つかのように、大量の精液が、俺の顔めがけてぶちまけられる。
洗顔クリームをチューブ一本塗りたくったかのような感覚が、俺の顔へと伝わってくる。
「良いなあ……美野里ちゃんの顔にかけて、それじゃあ俺も」
そう言って、フェラチオをされていた子が、チ○ポを抜いて、美野里ちゃんの顔をめがけて、自らの手で扱(しご)いてくる。
「俺も」
左手で扱かれていた子も同じような動作をする。
「それじゃあ、俺も」
「俺も」
周りで順番を待っていた、残り3人ぐらいの子も、いっせいに俺の周りを囲むようにして、オナニーを開始した。
俺の周りに、小学生のチ○ポがずらりと並ぶ。
それはまるで、小便をかけられるかのようだった。
「ああ、出るっ」
「美野里ちゃんっ!」
次々に、チ○ポの先から黄色い精液が飛び出て、美野里ちゃんの顔へと当たっていく。
顔は、精液が当たっていない場所が無いというぐらいになっていた。
口めがけての射精が多いらしく、鼻の下は精液でべっとりとなり、臭い臭い濃い匂いが伝わってくる。
なおも精液のパックが塗り立てられ、肩や胸へと、どろりとした精液が垂れ落ちていく。
そんな中で、俺は美野里ちゃんの体から抜け出した。
振り返ると、男の子に囲まれて、精液を浴びせかけられて座っている美野里ちゃんの姿があった。
AVではたまに見かける光景だが、それが全員小学生というのだから、恐れ入る。こいつらの将来が楽しみだ。
教室を見わたして、今度は別の子へと憑依をした。
裸になって、股間同士を擦りつけている、女の子の一人へとだ。
ひゅっ、と体が吸い寄せられると、股間からは、痺れるような快感が伝わってくる。
「どうしたんだ?」
突然相手の動きが止まったため、もう一方の女の子が、男の口調で尋ねてくる。
どうやら、相手の女の子には、男の子が憑依したらしい。
「ちょっと体を変えたんだ」
「お前も男子なのか。よかった。さっきまでは相手は女の子だったから、いまいちノリが悪かったんだよな。
それじゃあ、続けようぜ」
そう言って相手の子は、股間をすりつけてくる。
どうやら、相手とは気が合いそうだな、と思いつつ、俺は、密着し合っている部分を見つめた。
そこには、まだ陰毛は生えて居らず、柔らかい肉を左右から貼り合わせて作っただけの割れ目同士が擦れ合うのが見て取れる。
密着をさらに高めるようにして、割れ目から溢れた粘液が、二人を繋げ、時に糸を引く。
レズプレイをしている最中に憑依をしたことも何度かあるけれど、少女同士というのはこれが初めてだ。
「ただ擦りつけるんじゃなくて、こうやって自分のクリトリスを触りながらの方が、気持ち良いぜ」
見本を見せるようにして、俺は左手で体を支えて上体を反らせてから、右手で自分のクリトリスを触った。
割れ目への密着感とは違った、体を貫くような快感が湧き起こる。
「そうか。それじゃあ、俺も」
乱暴な口調と共に、相手の女の子も、クリトリスへと指を伸ばす。
くちゅっ、くちゅ、ぴちゃりっ、ぴちゃりっ、と粘っこくいやらしい音が、二人の間で鳴り響く。
体中が火照ってきて、敏感になってきた。
俺は、上体を起こして、女の子を抱きしめ、そしてキスをした。
「ん……」
抱きしめている腕には、少女ならではの、ぷにぷにとした柔らかい感触が伝わってくる。
そして口中には、まだ幼い舌同士が絡まり合うのが感じられる。
「ん……」
もう一度呟いてから、相手の子は目を閉じて体中の快感を味わうようにしつつ、全身を密着させてくる。
抱きしめ合い、二人の胸元が重なり合う。
二人とも、まだ膨らみ始めたばかりと言ったところだが、感度の方は、すっかり成長しているようだ。
大きさと感度のギャップに、俺は大人びた少女の体にいるのだ、という実感が高まっていく。
俺は、抱きしめ合ったため、離ればなれになった相手の股間へと、右手を伸ばした。
最初は、柔らかい太ももの感触が伝わってきて、つぅっ、となぞりあげるようにして、割れ目を通り、クリトリスを探り当てる。
「んん……」
キスをしたままの相手の子が、切ない溜息を、俺の口へと送ってくる。
俺の股間へと、指先が伸びてきた。
さすがにこいつ、良く分かっているな、と思っているうちに、相手の指先は、俺のクリトリスへと伸びる。
「んん……ん……」
膝立ちになって向かい合うままに、少女二人が、キスをし合い、抱きしめ合い、クリトリスをいじり合う。
体中が、きゅっ、と絞られるような感覚が湧き起こる。
まるで、全身がクリトリスになったみたいだ。
来る、と俺は思った。
膝が震えてきて、もう膝立ちになっていられなくなる。
しがみつくようにして、彼女へと抱きつき、どうにか体勢を保つ。
来るっ、来るっ……
「んああぁっ!」
全身に快感の渦が巻き、俺は絶頂を感じた。
まだ続けて快感を感じられそうだったが、俺はその子の体から抜け出して、別の子へと移ることにした。
教室を見わたすと、教壇に寝そべる美紀先生の周りを、男子が取り囲んでいる。見ると、順番でセックスをしているようだ。
それも、男の体としてセックスをして射精をし終えると、今度はその体から美紀先生の体へと憑依をして、次には美紀先生として女のセックスを楽しむというように、美紀先生の体も、順番に楽しまれているようだ。
教師を囲んでの、生徒同士の良いスキンシップだな、と俺は満足しつつ、次の狙いを定めた。
今度は、床に横向けになり、シックスナインをしている男女のうちの、女の子の方へと入り込んだ。
俺の目の前に、少年の小さなチ○ポが突き出されていて、全体にびっしょりと唾が付いていて、きらきらと輝いている。
「んあぁぁ!」
股間から来る刺激に、俺は声を上げてしまった。
上手いのだ。
中身は小学生なのだから、テクニシャンはいないと思っていたのだが、こいつは違った。
包皮越しにクリトリスを舌先で転がしたかと思うと、同時に指先で割れ目をなぞってきて、時折、指先を入れてくる。
そんな行為が、俺の股間を通じて、余す所無く快感へと作り替えられていく。
それはまるで、この体が感じる場所全てを知り尽くしているかのようだった。
ひょっとしたら、と俺は思った。
「お前、この体の持ち主なのか?」
「そうよ。さっきも言ったでしょ」
なるほどな、と俺は思った。目の前にいる男の子には、俺が今憑依をしている女の子が入っているのだ。それだったら、感じる場所を良く知っているのも納得出来る。
それならば、とお返しに、俺も愛撫を始めた。
相手の男の子には、何度か憑依したことがあるから、どこが感じるか、分かっている。
俺は、血管の通ったチ○ポの裏筋へと、舌先を這わせて、舌全体を密着させつつ、強く舐め付けた。
「ああ、それ、気持ち良いっ!」
相手の男の子が、女の子の口調で声を上げる。
調子づいた俺は、舌先で裏筋を舐めつつ、指先で亀頭の先端を撫で回す。
「ああ、良い、ああん、どうしちゃったの?」
舌と指の動きを忘れて叫んでくる相手に向かって、
「お互いに、気持ち良くなろうぜ」
そう言ってから、俺は愛撫を再開した。
言われて、股間への刺激が再び湧き起こる。
自分でしなくても、自分の感じる場所が過不足なく愛撫されるなんてのは、初めての体験だった。
まるで、もう一人の俺が、女の子の体に入った俺を愛撫しているような感覚に襲われる。
そして同時に、俺の方は、相手の男の子が一番感じることをしているのだ。
こういうのって、幽体同士が入れ替わったようなものか、と俺は思う。
お互いに相手の感じる場所を刺激し合い、快感は一気に高まっていく。
「ん、んん……」
相手の体が、びくんと震えたかと思うと、俺の口めがけて、精液が吐き出された。
同時に、快感に震えたためか、舌先が強く、俺のクリトリスを押してきた。
流されるようにして、俺の体は一気に絶頂へと駆け上がった。
「ああぁぁっ!」
全身が大きく反り返る。
擦れる床の感触すら、極上の愛撫に感じられる。
開けた口へと、相手の子が掛けてきた精液が流れ込んでくるのを、俺は舌で舐め取る。
目の前で、びくん、びくん、とまだ射精を続けるチ○ポをしゃぶって、強く吸ってやると、お返しとばかりに、相手の方も、俺のクリトリスを舐めてきた。
絶頂に達したばかりで、余韻が残っている中で、またしても新たな快感が湧き起こる。
相手の方も、若いだけあって、まだチ○ポは元気のようだ。
俺たちは、シックスナインを再開しようとすると、
がらり
教室の扉が開いた。
そこには隣のクラス担任が立っていて、教室の状況に目を見開いている。
「何をしているんだ!」
駆けつけてきた、数人の教師による絶叫で、俺たちの饗宴は中断されてしまった。
担任の美紀先生へと教頭が声を掛けてくるが、僕は美紀先生じゃない、と答えるばかりだった。
裸になっているクラスの全員が、口を揃えて体が入れ替わったと言うのを聞いて、先生達は戸惑うことしか出来なかった。
そうしているうちに、幽体離脱薬の効き目が切れて、クラス全員が自分の体に戻っていくのを見つつ、俺は宿直室へと帰ったのだった。
あの後で、美紀先生は病院へと送られたそうだ。
生徒に話を聞いても、全員が訳の分からないことを言うばかりで、校長を始め、教師全員が頭を悩ませていた。
だが、校長らが、生徒の言葉を理解するのも、すぐのことだろう。
放課後に開かれる臨時職員集会で出されるお茶に、俺はこっそりと幽体離脱薬を入れておいたのだから。
「ジェンダー・フリー教育」 完
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