9月1日(月)
▼今月執筆予定の、ヒロイン凌辱もの、タイトルを「憑堕のヒロインたち」と決めて、あれこれと考えていく。発想法としては、こんなシチュエーションを入れたいのだが、そこに至るためにはどんな流れが良いのかとか、こういう展開に持って行きたいので、ヒロインにはこんな能力を持たせよう、などと考えてはメモをしていく。今週一杯設定を考えて、3週間ぐらいで書き上げる予定。
9月2日(火)
▼夕方の時間を使って、「サキュバスと香辛料(仮)」のネタ出しをする。問題なのが、書いたものをどこに公開するか、ということ。このサイトに掲載しても読者層が違うだろうし、かと言って投稿できるようなサキュバス関係サイトも少ないし。あれこれと考えた末に、フランス書院美少女文庫に応募するつもりで書いてみようか、と思ったりする。こういう熱意に欠ける態度だと、某ライトHノベル作家辺りに怒られるかもしれない(そういえば、最近、某ライトHノベル作家のブログから、怒りっぽさが消えてきた。一般ライトノベルとかの仕事も含めて売れてきたからだろうか)が、どこにも掲載する宛も無いままに書くよりかはモチベーションも上がるだろう。そういうことで、美少女文庫のサイトにある「ライトHノベルを書こう! 編集部から特別編」http://www.france.jp/servlet/Satellite?c=CommonInfo&cid=1185488518647&pagename=bisyojo%2FB_Simple5に目を通したり、朝日新聞のサイトhttp://book.asahi.com/clip/TKY200701210078.htmlを見て、編集Mの本名は森川洋平なのだな、とチェックしたりする。
▼アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第21話 ラグナレクの接続」見る。マリアンヌのギアスが、人の心を渡るという設定で、アーニャに潜んでいたとのこと。他に登場するギアスに比べると能力的にはかなり落ちるし、肉体が死を迎えた時に発動する厳しい条件だが、何度でも自由に使えると制限を緩めてくれるなら、個人的には一番欲しいギアスの能力。それにしても、もしもルルーシュがC.C.と会った時に授かったギアスの能力がこれだったら、多分ストーリーはまるっきり違ったものになっていたろうに。ルルーシュが他の女の子に心を渡してはエッチなことをする「おじゃまルルーシュくん」という作品を、アニメ第三期で製作してもらえないだろうか。
▼八重洲メディアリサーチhttp://www14.big.or.jp/~yays/を開くと、403 Forbiddenとなっていて見られない。おそらくは、毎年恒例の更新料払い忘れが原因だと思うのだが、これがずっと続くようだと、かなり深刻なダメージとなってしまう。
▼「憑堕のヒロインたち」、おおまかなプロットが完成する。2500行ぐらいの作品になるだろうか。気がかりなのは、今回はヒロインが憑依される場面がメインで、「女の体って気持ち良いー」みたいなのとは違うので、どれだけ需要があるのかが分からないこと。2ちゃんねるの「「二次元」「美少女」Hライトノベル総合スレ」では、ヒロインが凌辱される二次元ドリームノベルズの誰に感情移入するか、という話で、ヒロインになったつもりで読んでいる、という書き込みがたまにあるので、そういう人向けに書く気でいこうと思う。
ヒロインの名前をどうしようかと、ウィキペディアでサンバルカンを調べたら、その流れで、愛國戰隊大日本の項目に行ってしまい、さらに、ニコニコ動画で、初音ミクの歌う愛國戰隊大日本フルコーラスを聞いて、戦隊もののパロディにすれば良かったかなあ、と思う。戦隊もののパロディと言えば、「萌エ萌エ戦士っエトランジェ」が書き途中だったのを思い出す。あれも、オチは決まっていて完成させたいのだが、全体的に書き直したいな、と思ったりもする。
9月3日(水)
▼八重洲メディアリサーチが何事も無かったかのように復活していて一安心。2ちゃんねるには「TS(性転換)ネタゲー総合スレッド Part25」では恒例行事、として話題になっていたが、他のスレッドでは触れられておらず、意外と2ちゃんねるユーザとメディアリサーチ利用者は被らないのか、と思ったりする。
▼ちょっと前の記事になるが、「現代用語の基礎知識2008」に新しく掲載される言葉http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20071114/1195018275の中に、「あのね商法」というものがあった。アニメ「かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜」の最終回がテレビではなくDVDのみに収録されたことを皮肉ってのことで、結局あのアニメで一番話題になったのは、TSFではなくこれだったのだなあ、と思うと寂しくなる。
▼AV「目が覚めたら爆乳南沙也香になってた」を宅配レンタルDVDで借りたのでさっそく見る。ざっと見た感じだと、女優が巨乳だけあってか、おっぱいの揉みっぷりは見せるものがある。ただ、セックスシーンの方は、あまり入れ替わりっぽさが感じられないのが物足りなく、まあこんなところだろうなあ、と言った感じ。
▼「憑堕のヒロイン」、ヒロインの名前で悩む。キャラの方は固まってきたのだが、それに合うような名前が浮かばない。考えてみれば、名前を付けるのに、普通の親は立派な人になって欲しいとか、元気に育って欲しいとか、思いながら名付ける所を、犯されるっぽい名前、として考えるのだから、普通の発想ではいかない。
9月4日(木)
▼過去に書いた作品を見ると、二次創作ネタがいくつかある。途中で終わってしまっていて、書き足したいな、と思うものの、肝心の元ネタに関する記憶が薄れてしまっているので、なかなか書けずにいる。チャットで、やはり二次創作の作品を書いている人に、続きを書いて欲しいと言ったら、同じことを語っていた。
それと合わせて、読む側にしても、過去の作品は分からなくなってしまっていることだろう。10年前の作品だから、知らない人も増えてきていると思う。そう考えると、二次創作は執筆当時は、キャラとか世界観の説明無しに読者とイメージを共有することが出来るので楽なのだが、後々苦労するな、と思えてくる。
9月5日(金)
▼昨日は外出して最終電車で帰ったりしたためか、久し振りに鬱状態がひどく、どうにかパソコンの前に座っているだけ。「二次元ドリームマガジン」の綾守竜樹インタビューに目を通し、やる気を出させようとする。
9月6日(土)
▼昨日に続いて調子が出ず。今日受講したシナリオ講座では、朝起きて、メールとかのチェックをせずにすぐに執筆を開始すると良いと言っていたのだが、あいにくとこちらは夜の執筆と決めているので実行できず。まあ、その他の創作に関する話では、かなり勉強になった。実行できるものはやっていこうと思う。
▼2ちゃんねるのスレッド「★彼女のあえぎ声が変なのです・・」http://love.2ch.net/pure/kako/1017/10179/1017941359.htmlで、彼女が「ああ、ああ〜〜〜〜!!!なるほどーーーー!!!!!」 と喘ぐ、なんて話があるが、実はTSっ娘で、初めて知る女性の快感に納得しているのだと思うと、ちょっと萌える。
▼どうにも調子が出ないので、思いつくままに書いていく。ライトHノベル作家の扱われ方について。先日受講した官能小説の書き方講座で、ある官能小説家が、ウィキペディアの官能小説家一覧に俺の名前が無いので、上から順に、けなしていこうかと思ったら、一番上が藍川京だったので諦めた。二番目だったら……と言っていたのだが、二番目に来ているのがあるライトHノベル作家なのである。その官能小説家はブログでは、二番目に名前のある作家のことを誉めていたのだが、実際にはその程度にしか思われていないとなると、ライトHノベル作家の扱われ方って何なんだろうか、と思ってしまう。
中高生が最初に手にする官能小説は、フランス書院文庫や双葉文庫よりも、美少女文庫や二次元ドリーム文庫である確率の方が高いだろう。最近はインターネットが普及しているので、それ以前からセックスメディアに触れる可能性は高いが、作品としての影響力を考えると、やはりライトHノベルの方が大きいと思う。思春期の読者への影響と考えると、普通の官能作家よりライトHノベル作家の方が上だと思うのだが、そういうことはあまり考慮されていないような気がする。それとも単に、私がライトHノベルを買いかぶりすぎているだけなのだろうか。
9月7日(日)
▼「憑堕のヒロインたち」執筆を開始する。1時間30分で150行ほど書いて、とりあえず設定と方向性は伝わったかな、という所。今回の作品で、掲載方法をどうしようかと迷っている。長編ということで、書いていくうちに、既に書いた部分を手直しする可能性もあるだろう。だから、完成した段階でまとめて掲載するのが望ましいのだろうが、やはり書いたものはさっさと掲載した方が、インセンティブが高まるので、書き上げたものから順次掲載していく、とする。ただ、これまでは、加筆するたびに、mainページに、「○○日加筆」、と書いてきたのだが、今回はそれはしないことにした。アクセス数を見ていると、mainページに変化があると、はてなアンテナ経由でアクセスが増えるようなので、完成した段階で、執筆完了、と記すことにする。
9月8日(月)
▼「憑堕のヒロインたち」、2時間で200行ほど書く。ヒロインと怪人の意識のせめぎ合い、ということで、書き慣れないシチュエーションなのだが、まあ、官能小説によくある、未亡人が迫られて、夫のことを思い出しながらも、体は疼いてしまう、みたいなのを思い浮かべながら書く。
悩むのは、主語をどうするか、ということ。憑依しているからと言って、「亜里沙(ポセション)」とすると、その支配関係が見えてこず、主導権を握られている感じがしない。結果として、亜里沙の意に反して体が勝手に動く、みたいな描写が多くなってしまうのが悩みの種。
9月9日(火)
▼今週号の「週刊SPA」で、「金髪信仰の消滅は本当か!?」という記事があって、「PLAYBOY日本版」の廃刊や、洋ピン映画館絶滅などを受けて、その現状が触れられている。金髪好きの私にとっては、実に悲しいことだ。幼い頃の、外国人への治外法権や、進駐軍がくれたチョコレートなどへの思い出もあり、外国の金髪女性には憧れのようなものがかなりある。レンタルビデオ店では洋物AVの棚を最初にチェックしていたし、インターネットで世界のサイトが見られるようになってからは、海外のアダルトサイトを見ては、その画像を保存したものだった。「MOGE」で、主人公が金髪女性に変身したのも、私の嗜好を反映したものだし。
一般人の、外国への憧れが消えて、代わって、金髪巨乳という存在に、押しつけがましさが感じられるようになったのが、その消滅の原因なのかなあ、と思う。いずれ、「朝起きたら金髪巨乳になっていました」でも書いてみようかと思ったりする。
▼「憑堕のヒロインたち」、2時間で170行ほど書く。戦うヒロインものの難しさを感じさせられる。特に説明もなく、「秘密基地」とか、「スーパーヒロイン」とか、安易な単語で済ましてしまっている感じで、我ながら勉強不足を感じてしまう。
▼サイト「憑依k」http://www.s-ht.com/~hyouik/から、リンクの依頼があり、さっそく貼ってもらう。そのためか、昨日のアクセス数が578で、今日が22時時点で796と、随分と増えてありがたい限り。「憑依k」は、シチュエーションもさることながら、イラストで出てくる、軟体生物みたいなものが、女の口から口へと移っていく場面が実に良い味を出している。
9月10日(水)
▼Amazonで商品を検索すると、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と出てくるが、同じようなことが、オンライン小説でも出来ないだろうか。この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます、と言って、別の小説にリンクが貼られていると便利なのだが。小説SNSでも作って、どのユーザがどの作品を読んだか分かるから可能だと思うのだが。試しに、「小説 SNS」でgoogle検索してみたのだが、出てきたSNSを見ると会員数が1000人というから、ずいぶんと少ない。冲方丁は、「冲方丁のライトノベルの書き方講座」(宝島文庫)で、p163「必要なのは、千人の中堅作家と、一万人の新人と、百万人の同人作家」と言っているが、百万人が加入するオンライン小説SNSがあったら、小説の世界は変わるのではないかと思ったりする。
それにしても、Amazonが持っている情報の量と質は凄いと思う。昔から、集団としての顧客ではなく、一人一人を考えた個客という概念はあったし、百貨店やクレジット会社はそれを活用してきたのだが、Amazonはその範囲を一気に広げた感がある。先日、ちくま書房が書店や取次宛に送っていた新刊案内に添えたコラムをまとめた、田中達治「どすこい出版流通」(ポット出版)という本を読んだのだが、出版業界のあまりのローテクぶりに驚いてしまった。出版社は、日本全ての書店を把握している訳ではないとか、ISBNは必ずしもユニークではないとか、コンビニなどの流通業に比べたら、ずいぶんと劣っているのだ。Amazonのビジネスの特徴としては、本を注文してからすぐに届くとか(若い人は知らないだろうが、昔は本屋に本を注文してから届くまでに1ヵ月ぐらいかかった)、多品種を扱っていることによるロングテールなどが挙げられるが、一番の売りは、個人別の販売状況を持っていることだと思う。先日、マーケット分析にアマゾンのレビューを活用している、という話を聞いたのだが、「こんな商品も買っています」からも色々な情報が読み取れる。Amazonで、メジャーどころのライトHノベル作家を検索して「こんな商品も買っています」を見ると、やはり同じライトHノベルになるのだが、コトキケイの「マヴカレ魔法少女!」を検索してみると、半分以上が普通のライトノベルのTSF該当作品だったりして、やっぱり「マヴカレ」はTSFが売りで売れたのか、と分かったりする。もっとも、コトキケイの場合は、出している作品数が少ないこともあるのでと、その中にあった「リヴァースキス」をチェックしてみたら、やはり半分以上が該当作品だった。いずれは「二次元ドリームマガジン」で性転換特集が行われるのも、そう遠い話ではないのかな、と思ったりする。
9月11日(木)
▼今秋発売予定の18禁該当ゲーム「あきまほ」http://www.kleins.jp/re/seihin/akiba/index.htmlで、新しいCGが公開されたのだが、上から7枚目のCGhttp://www.kleins.jp/re/seihin/akiba/cg/14.html#cgが、どう見ても涼宮ハノレヒとしか思えない。これが原因で、発売延期や中止なんてことにならないかが心配。
▼「憑堕のヒロインたち」、2時間で200行ほど書く。執筆時間から逆算しての区切りと行数となったのだが、今後も同じペースでの区切りというと、バランスの点からどうかな、と思ったりする。なんとか良い掲載方法は無いものだろうか。
9月12日(金)
▼9月19日発売の18禁ゲーム「めたもるふぉ〜ぜ〜変容! 変身!! 大変態っ! ?〜」は、主人公に変身能力があるということで、該当かどうか一部で話題になっていたのだが、http://www.ota-suke.jp/product/review/20079の真ん中辺りを見ると、「女性への変身も可能」とあり、CGも出ているので、どうやら該当らしい。まだプレイしていないので、ボリュームは分からないが、惜しむらくは低価格ソフトなので、容量は少ないだろう。該当部分も、上の1枚だけかもしれない。評判が良ければ、この続編で今度は女性にばかり変身する作品を作って欲しいところ。セックスしてイカないといけないという設定は、女性の体の方が盛り上がるだろうに。
9月13日(土)
▼TSちゃんねるの「●女同士入れ替わり萌え〜● その3」を見たら、2ちゃんねるに「ODネタゲー統合スレ」http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1220521177/を作ったとのこと。ODが女の子同士だけでなく、男の子同士も表すとは知らなかった。ところで、TSFのジャンルの中に、ODがあるのは、微妙な気がする。TS(性転換)なのだから、ODだと言葉の意味として真逆になってしまう。確かに、ストーリー展開とかツボとかは似たものになるから、鯨を魚類に含めるかどうか、みたいな問題なのかもしれない。
人間が入れ替わる際の確率を考えると、男女入れ替わりと比較して、ODはもっと数があってもおかしくないはず。ちょっと計算してみよう。まず、男女それぞれがn人いるとして、それが混ざっている中から、2人を引くとする。この2人が入れ替わる訳である。最初に男を引く確率は1/2となる。もう一人引いて、それが男である確率は、(n−1)/(2n−1)、女である確率は、n/(2n−1)となる。掛け合わせると、男&男は(n−1)/2・(2n−1)、男&女はn/2・(2n−1)。今度は、最初に女を引いた場合を考えてみると、女&男は、n/2・(2n−1)、女&女は(n−1)/2・(2n−1)となる。合わせて分子部分を見ると、男&女:男&男:女&女=2n:n−1:n−1となる。nが十分に大きければ、それぞれ2:1:1となるので、男女入れ替わりとOD(女同士&男同士)は、ほぼ同じ確率で起こることになる。そう考えると、ラブコメとかのお約束の展開では、男女入れ替わりが大半なのは、ちょっと計算が合わなくなる。
上の比率、nが大きければ2:1:1になるのだが、少ないとそうはならない所から、新しい事実が見えてきそうだ。n=1で、男女が1人ずつしかいない状況を考えれば2:0:0となり、確率100%で男女入れ替わりとなる。
つまりは、こういうこと。
イブ「うーん、今日も良い天気。よーし。あの木についてるリンゴを食べちゃおうっと。よいしょ、よいしょ」
ぽきっ
イブ「きゃー」
アダム「イブ! 危ない。僕が受け止めてあげるよ」
どっしーん☆
アダム(イブ)「痛っーい」
イブ(アダム)「あ痛たたた」
アダム(イブ)「あー、わたしがいる!」
イブ(アダム)「お、オレ?」
みたいなことが、旧約聖書のプロット段階ではあったのだが、プロデューサー辺りから、性転換ものは売れねえんだよ、みたいなことを言われて、ボツになってしまったのだろう。しかし、人類の潜在意識の中には、その時の記憶が残っているため、入れ替わりと言えば、男女の間での出来事を指すようになったと思われる。
そのプロットは失われてしまったものの、その時、アダムならぬマダムになってしまった際に発した、アダムの台詞は、今でも残っている。
Madam."I'm Adam."(マダム「私はアダムです」)
と言う英語の回文こそが、その名残なのである。民明書房刊「回文に隠された謎〜山本山って下から読んだら、まやともまやじゃないの?」より。
9月14日(日)
▼前に書いたように、今日は、キョン子同人誌オンリー即売会「キョン子祭」があったのだが、今月ピンチで、ジャパンネット銀行の口座残高が17円という状況なので行けず仕舞い。どこかに、10億円玉が落ちていないかと、自動販売機の釣り銭口を漁るのだが、何故か見つからない。
▼西尾維新「化物語(上)」(講談社)読む。該当ではないのだが、3つの願いを叶えるという、猿の手に関する話が出てくる。海外のTGサイトを見ていると、たまにそれをネタにした作品が出てくるから、向こうではメジャーな概念なのだろう。いつかは、そんなネタを書いてみたいものだ。
▼「憑堕のヒロインたち」、1時間で130行ほど書く。長くなるかと思っていた場面だったのだが、意外とあっさりと終わってしまった。金曜、土曜と、書かない日が続いてしまったからだろうか。
▼手持ちの18禁アニメを見ていたら、「淫夢2 〜彷徨の肉奴隷〜 2nd night」が微妙に該当。カードに対戦相手を閉じこめた男が、ラストで一緒に閉じこもった自分自身が女にされて、新たなカードになってしまうもの。話はそれで終わってしまうのだが、女へ変身するモーフィングが良い感じ。
9月15日(月)
▼「憑堕のヒロインたち」、1時間で100行ほどと、少なめの執筆。ふたなりシーンということで、つい遠慮してしまった。私としては、もっとねちっこく書きたかったのだが、嫌いな人もいるだろうからと控えめになってしまった。
▼いつもは執筆時間を20時から22時に当てているのだが、上に書いたように、今日は1時間で終わってしまったので、ぼちぼちとネット巡回をする。「ボディジャック」が見たいなあ、と検索してみたら(キャプチャしたファイルは持っているのだが、執筆用のマシンとは別のマシンに入ってしまっている。ネットワーク対応HDDを買って、どのマシンからでも参照できるようにしたいものだ)、ニコニコ動画にあったのだが、見てみると、肝心のエッチシーンは、ファイルが削除されないためにカットされてしまっているので、肩透かし状態になってしまっている。
前にも書いた通り、「ボディジャック」は良い作品なので、ノベライズしたいなあ、と思っているのだが、やるのだったら、忠実にストーリーをなぞるだけでなく、色々とやってみたい所。この作品を初めて知った、コンプティーク編「ちょっとエッチな福袋第一集」(富士見書房)には、「美少女たちに乗り移っていけないことをしてしまう」とあり、構想段階ではこまば以外にも憑依するようだったので、選択肢形式にして、奈加乃とか、オリジナルキャラにも憑依できるようにしてみたい。他には、ラストで塔山博士が新しい発明品を作っているようなので、そっち方面でも話を進めてみたいし。
9月16日(火)
▼オンラインDVDレンタルの「ぽすれん」を利用しているのだが、勘違いして、以前借りたことのあるアダルトDVDをまた借りてしまった。それにしても、すでに持っている本を勘違いして再度買ってしまった時にはかなり悔しい思いをするのに、すでに見たことのあるアダルトDVDを再度借りてしまった時にはむしろ微笑ましいような思いをするのは何故なのだろうか。
▼「憑堕のヒロインたち」、2時間で200行ほど執筆する。今日はシチュエーション的に萌えるものだったので、結構楽しく書けた。
9月17日(水)
▼森奈津子「姫百合たちの放課後」(ハヤカワ文庫)読む。短編集で、主題はレズとコメディ。「あとがき」で著者は、昔は百合物を書くと言っても編集から反対されたが、最近ではそういうことも無くなった、とあり、いつかはTSFにもそういう状況が訪れれば良いなあ、と思う。
収録されている作品の中で一押しは、自慰がオリンピック正式種目となった設定の「花と指」。お馬鹿と言える設定の中で、普通の小説っぽい文体にギャグを織り込んでくるのだから、上手いなあ、と思う。
本筋とは関係ないが、p256「私は性器に関する単語で「陰」「恥」といった負のイメージの漢字を含むものには、少なからぬ抵抗感をいだいて」いて、「私は官能小説執筆の際には、そのような単語を使うことをできるだけ回避している」とのこと。
だったらば、と、陽部、陽毛、陽茎、誇部、誇毛、誇丘、と言った単語を作ってみて、それを使って官能小説を書いてみたらどうなるだろうか、などと思ったりする。パラレルワールドとして、文学の中で官能小説が一番崇高だからという設定にしてみたり、三谷幸喜の「笑の大学」みたいに、官能小説に検閲が入り、もっと日本国民を鼓舞するような文章を書くのだと言われて手直ししていくうちに、上に書いたような単語が使われる、とかでもしてみるか。
なんてことを書いているうちに、有川浩「図書館戦争」のパロディとして、「官能小説戦争」なるものを思いつく。「メディア良化法」に対して、フランス書院やキルタイムコミュニケーションの社員が武力で対抗する中で、主人公の隊員と、女性隊員の間で、ロマンスが生まれようとするものの、「ごめん、俺、ヒロイン堕落エンドでないと萌えないんだ」とか言って、その期待も打ち砕かれてしまう。やけになったヒロインが囮として敵に捕まり、なんやかんやがあって犯されている所を主人公が助け出し、「まあ、二次元エンドもありかな、って思ったんだ」と言って結ばれるというもの。この作品、フランス書院美少女文庫に応募するつもりで書いてみようか、と思ったりする。こういう熱意に欠ける態度だと(以下略)。
▼「憑堕のヒロインたち」、1時間30分で170行ほどを書く。執筆時間として確保している2時間以内に、きりの良い所で終わらせようとするため、後から通しで読んでみると、ぶつ切りのように感じられてしまうかどうかが気がかり。
9月18日(木)
▼先月と今月の作品は、割合とダークな感じが続いているので、久しぶりにギャグっぽい作品が書きたいな、と思えてくる。難しいのは、笑いとエロの両立は難しいということ。世の中に、笑いながらセックスする人間なんてのは、アニメ版「BibleBlack」第6話での伊万里ぐらいしか思いつかない。世の中に官能小説は多々あるが、コメディとして面白い作品というのは少ない。ぱっと思いつくのは、鳳翔怜ぐらい。漫画やエロゲーだと探せばあるのだが、あちらは絵という武器があるため、日常シーンとエッチシーンの使い分けがし易いということがある。
そういえば、笑えるエロ漫画と言えば、TSF該当作品である、瀬奈陽太郎「博士のストレンジな愛情」が、富士見コミックから9月25日に復刊されるそうな。入れ替わりと変身が入っている上にギャグも入っているので、お買い得と言える。
9月19日(金)
▼抗うつ薬の種類を変えたせいか、どうにも不調で、執筆する気が起きない。外出していた昨日みたいに、事前に書いておいた穴埋め記事を載せたりすれば良いのだが、執筆の習慣を付けるため、20時から22時まではパソコンの前に座って何かを書くとしているため、とりあえずこうやってキーボードを打っている。
本棚を眺め、司馬遼太郎「人間というもの」を読んで、少し元気になる。
9月20日(土)
▼新宿のロフトプラスワンで開かれた、「出版業界本当にあった怖い話」へ行く。基本的には、原稿料が、安い、少ない、もらえない、という愚痴が第1部のメインで、2部はそんな暗い話の方向転換をするように木原浩勝が出てきて、3部では唐沢俊一が出て、出版業界に関する持ちネタを披露するもの。
やはり、どこの業界もそれなりに大変なのだな、と思う。原稿料に関する苦労は、私も同人で体験したことがある。ある同人サークルから、原作があって、それにCGを付けて、文章のボリュームを増やす、という作業を受けたのだが、終盤にまで差し掛かった所で、絵師の人が精神的に参って、これ以上描けないとなって、中断してしまった。絵師に対しては、1枚描く毎に報酬があったようなのだが、こちらについては、これまでの分を払うとかの話は何も出なかった。
仕方がないので別の作品に取りかかることになった。そちらも原作があって、それを膨らませるものなのだが、途中で送られてきたCGを見ると、これまでの設定とは矛盾するものになっている。CGが送られてきたメールにはそれに関する話は無く、過去のやりとりですでに出たかと思って、全てのメールをチェックしたのだが、やはり見つからない。それで、聞いてみたら、これにはこういう設定があると、これまで全く出てこなかった話をしてくるのだった。その時はそれで収まったのだが、それと同じような、CGだけ送ってきて設定を送ってこないことが、またしてもあった。さすがにそれには我慢出来なくなって、これ以上執筆は出来ないとのメールを送った。結局、それまでに書いた分を考慮して、4万円を受け取ったのだが、その間に、うつ病が悪化して病院を変えることになったりして、これだったら依頼を受けなければ良かった、というレベルになってしまった。
9月21日(日)
▼久しぶりに、映画「ヒドゥン」を見る。ディスコでセックスしている女性の口へ、エイリアンみたいなのが入り込む場面を見ようと思ったのだが、「ヒドゥン1」の方ではなく、「ヒドゥン2」だった。ストリッパーみたいな女性に入り込んで、カーセックスしてから胸を揉む場面があるのは「1」なのだが、そっちの方は、肝心の女性に入り込む場面が省略されてしまっているのが実に残念。昔に見た時にもそう思ったようで、ビデオデッキ2台を使って、編集作業をしたファイルが手元に残っている。まず「2」の女性の口へ入る場面があってから、「1」の車の中で胸を揉むシーンへと移り、流れをさかのぼって「1」のカーセックスする場面を入れて、さらに続けてちょっとさかのぼって「1」のストリッパーみたいな場面を差し込むことで、エイリアンが体を乗っ取った後に、正体を隠すためのようにストリッパーを演じているように見える代物。今で言うMAD動画みたいなもので、我ながら無駄に良く作ったなあ、と思えてくる。
▼18禁ゲーム「めたもるふぉ〜ぜ〜変容! 変身!!大変態っ!?」は、事前の情報通り、該当シーンはあるようなのだが、1場面しか無いということで、購入見合わせ。ただ、セックスしてイカないと元の体に戻れないという設定は良いなあ、と思う。そういう設定で、いずれ何か書いてみたいものだ。
▼相変わらず精神的に不安定で、被害妄想気味。一応、パソコンの前に座るのだが、意味も無くマウスで画面をクリックするばかりで、過去にあった嫌なことばかりが浮かんでくる。
吾妻ひでお「失踪日記」(イースト・プレス)を読んで、少し気が楽になる。
9月22日(月)
▼今日も被害妄想話。
2005年の9月の日誌に書いた話が、mixiのあるコミュニティで否定的に取り上げられ(参加者限定コミュニティのため、どんな扱われ方をしたのかは不明)、参加者の一人が仲裁に入ってくれて、私が謝罪することとなった。それが11月のことで、それで済んだかと思ったら、翌年の1月になって、geocitiesのサイトが突然閉鎖となってしまった。geocitiesに問い合わせてみると、わいせつなものを掲載してはいけないという規約を破っているからとのこと。それに対して、ではgeocitiesの考えるわいせつの基準とは何か、ということと、それが第三者による通報ならば、規約に基づいて、その第三者と話し合いをさせてくれ、とメールを送ったのだが、それ以降geocitiesからの返事はなかった。mixiでのことと、サイト閉鎖に関連があるのかは不明なのだが、当時すでにうつ病と診断され治療をしていた私には、かなりショックだった。
いま使っている、さくらインターネットの約款を見ると、禁止事項として「わいせつ、児童ポルノまたは児童虐待に当たる画像、文書等を送信または掲載する行為」とあるので(確か昔はなかったはずなのだが、いつの間に規約が変わったのだろう)、このサイトも、ある日突然閉鎖、なんてことがあるのかもしれない。そうなってしまったら、同人誌即売会でコピー誌でも売るとするか。
9月23日(火)
▼祝日を利用して、朝からパソコンの前に座るのだが、まるっきり進まず。来週、病院に行くまでは、こういう状況が続いてしまうかもしれない。
9月24日(水)
▼相変わらず精神的に不安定。ぼんやりとしている時間が多くなってしまっている。集中力に欠けるせいか、物忘れも増えてきている。風呂を沸かすのを忘れて入ろうとしたら水のままだったり、その逆に、風呂を沸かしたのを忘れて、もう一度沸かそうと風呂場に入ったり。既視感や未視感が目立ってきているよう。
9月24日(水)
▼相変わらず精神的に不安定。ぼんやりとしている時間が多くなってしまっている。集中力に欠けるせいか、物忘れも増えてきている。風呂を沸かすのを忘れて入ろうとしたら水のままだったり、その逆に、風呂を沸かしたのを忘れて、もう一度沸かそうと風呂場に入ったり。既視感や未視感が目立ってきているよう。
9月24日(水)
▼相変わらず精神的に不安定。ぼんやりとしている時間が多くなってしまっている。集中力に欠けるせいか、物忘れも増えてきている。風呂を沸かすのを忘れて入ろうとしたら水のままだったり、その逆に、風呂を沸かしたのを忘れて、もう一度沸かそうと風呂場に入ったり。既視感や未視感が目立ってきているよう。
ちなみに、こうやってネタをくり返すことを、お笑い業界では「天丼」と言う。そう言った、お笑いのパターンを多数掲載した、小林昌平・山本周嗣・水野敬也「ウケる技術」(新潮文庫)は、ギャグの発想を広げてくれる良い本。
▼気分転換とノベライズの参考にと、アニメ「ボディジャック」見る。見た感じ、いかにも「うる星やつら」の影響を受けた作画だなあ、と思う。何しろ1987年の作品で、まだ消費税すらなかった時代なのだ。
ストーリーを追ってみると、こまばに憑依することによって、奈加乃の阿佐ヶ谷への気持ちを知り、二人の付き合いが始まるということで、ちゃんとしたラブコメ要素も入っているのに感心させられる。
ノベライズの方法だが、前にも書いた通り、こまば以外にも憑依を出来るように、選択肢を入れたいと思っている。ただ、そうすると、どうしても一人称にならざるを得ず、冒頭の塔山博士の研究所のシーンとかが描けない。とりあえず三人称で、作品に忠実なノベライズを書いてから、一人称として、選択肢のある作品を書いてみるとするか。
9月25日(木)
▼朝の元気があるうちに、「憑堕のヒロインたち」、2時間で220行ほど執筆する。ほぼ一週間ぶりの執筆となったのだが、あまりつっかえはしなかった。ただ、良い言葉がなかなか思い浮かばなかったりして、やはり執筆は毎日続けるべきなんだな、と思う。作家の若桜木虔なんかは、デビューして以来、執筆しなかった日は数えるほどしかないというから、少なくとも多筆のコツは毎日書く、ということか。まあ、水坂早希みたいに、遅筆だが上手い作品を書く作家もいるのだから、人それぞれなのだろう。
▼秋から始まるアニメをチェックする。早く「けんぷファー」がアニメ化されないかなあ、と思うのだが、今のところそういう話は出てこない。そういえば、来月発売の文庫一覧を見ていたら、10月24日に「けんぷファー(8 1/2)」というのが出るらしい。タイトルからすると、インターミッション的な外伝か、もしくは主人公の変身方法が水を被って女になるよう設定変更がされるかなのだが、何はともあれ新刊が出るのは目出度い。
ところで「けんぷファー」と言えば、主人公のナツルが男を選ぶか女を選ぶかの選択に立たされている訳だが、じゃあどっちの方が良いか、ヒロインとのセックス(ないしはレズ)で決めて、気持ち良かった方が勝ち、みたいな同人誌がどこかに無いものだろうか。
9月26日(金)
▼集中力のある朝のうちに「憑堕のヒロインたち」、2時間で220行ほど執筆する。とりあえず執筆はできるが、上手く書けているのかどうか判断できない感じで、どうも達成感が感じられない。まあ、慣れない作風なので、仕方がないか。
夜には、これからの展開を考える。残りは800行ぐらいで、残り4日で終わりとなるか。
▼ウィキペディアの「Category:TSF」http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:TSFというのを見たら、「入れ替わり」「憑依」という項目があった。理屈から言えば、入れ替わりは、二人の人物がお互いに憑依し合うという意味では、「入れ替わり⊂憑依」という包含関係が成立するはずなのだが、大抵は並列的に扱われている。おそらくは、その二つから始まる物語の構造が違うからなのだろう。
入れ替わりの場合は、その現象は不随意に起こり、戻る方法も分からないままに、入れ替わってしまった相手として行動をし、そんな状況で、自分や相手に関する新しい発見をし、新しい関係性が生まれたり、入れ替わりによって起こった問題を協力して解決したりする。最後には元に戻るのが多いよう。
憑依の場合は、割合と自分の意識で憑依を起こすことが出来、すぐに抜け出すことも可能なことが多いので、憑依した相手として行動することはあまり無い。自由度は高いが、逆に制約が少ない分、物語としてのパターン度は低く、作者と読者で共有しうる、両者を結ぶ世界が構築しづらい、と言ったところか。
ところで、入れ替わり、憑依と言う項目は「Category:TSF」にあるのだが、何故か変身に関しては無い。「変身」で検索すると、「変身譚」へのリンクがあり、そこを見ると、TSFの項目を見よ、みたいな扱いになっている。やはりこちらも、自由度が高いことが問題か。
変身の場合、変身後の姿に、オリジナルがあるかどうかで、物語はかなり違ってくると思う。たいていは、実在しない女性に変身して、突然現れた謎の女子転校生でクラスが盛り上がり、となる訳だが、実在する相手に変身するとなると、展開が変わってくる。TSFではないが、例えば「ときめきトゥナイト」みたいに、物語の展開が変わって、本人の振りをするのに苦労する、ということになる。しかし、実在する人物への変身というパターンがあまり無いのは、そういう設定で書くのならば、入れ替わりの方がきっちりと書けるから、ということで、入れ替わりに流れていってしまうからだろうか。
9月27日(土)
▼今日も午前中のうちに「憑堕のヒロインたち」、2時間で200行ほど執筆する。今月も残すこと3日間で、手元にある種書きを見る分には、ちょうどそれぐらいで終わるだろうと言う感じ。
▼柳田理科雄「空想科学読本」(宝島社)という本がある。ヒーローや怪獣について、科学的に考察したら、実際にはこうなる、という本で、その中では、ヒーローや怪獣が巨大化する際に、質量保存の法則はどう扱うか、という話が出てくる。たいていは大きくなるには、細胞増殖とか言った方法を使うとこれぐらいの時間が掛かる、と書いてあるのだが、その逆に、小さくなる方法については、何冊か立ち読みした限りでは見つからなかった。TSFの場合、男の子から女の子へ変身することによって体重が減るのだから、そういう場合を考えなければいけない。
まず思いつくのは、変身による質量差は、エネルギーに変換される、というもの。アインシュタインが導いた、E=mc^2という奴である。20歳男性の平均体重が65kgで、16歳女性の平均体重が51kgぐらいだから、14kgがエネルギーに変換されることになる。計算してみると、280億トンの水(琵琶湖の貯水量とほぼ同じ)を、0度から100度まで暖められることになる。滋賀県のアイデンティティが一気になくなってしまうことになる。とんでもない熱量で、周りの人は無事では済まないだろう。その変身する際に出る熱量に「燃え」と言っていたのが、漢字が変わっていき、今に伝わる「萌え」の語源となったのであった(民明(ry))。
その他には、別の次元に質量を流しこむ、と言う方法が考えられる。超ひも理論という物理学の理論では、この世の中は11次元であり、空間の3次元と時間の1次元以外の余剰次元は、カラビヤウ多様体として小さくにまとめられているとなっている。それに対して、余剰次元は必ずしも小さくなくても良い、と言ったのが、「ワープする宇宙」を書いたリサ=ランドール。変身によって、余った質量は、そこへ放り投げれば良い、ということになる。ところで、余剰次元に関する理論は、ランドールとラマン=サンドラムの2人が提唱したものなのだが、女性物理学者ということで、ランドールばかりが注目されてしまっている。サンドラムの方は、自分も女だったら良かったのに、と思っているに違いない。これをきっかけに、TSFに目覚めてくれるとありがたいのだが。
で、変身から元へ戻る際には、今度は質量をどこから持ってくるか、となる。真空の相転移が使えないものか、と考えてみる。簡単に言うと、氷が水へと位相を変える際に、潜熱というエネルギーが発生するのを利用して、それを質量に変換して、変身しようとするもの。これならば、元の体に戻ることが出来る。
などと考えてみたのだが、もっと簡単な方法があった。差分の質量を別の物体にして、持っておけば良いのである。よく魔法少女がステッキを持っているが、あれの質量が変化することによって、全体としての質量が保存されるのだろう。調べてみると、12歳女性の平均体重が42kgで、20歳女性は50kgだから、あのステッキは8kgの重さがあることになる。アニメでは気軽に振り回しているが、魔法少女は結構大変なのだな、と思えてくる。
9月28日(日)
▼ここ数日、朝がずいぶんと涼しくなってきて、全裸で散歩をしていると警察官に職務質問をされることが増えてきた。
そんな中、今日も午前中のうちに「憑堕のヒロインたち」執筆をしようとするのだが、日曜日という意識があるのか、どうしてもサボりがちになってしまう。
しばらくパソコンの前に座ってから、ようやく執筆開始。2時間で200行ほど書き上げる。
▼一昨日の金曜日に、入れ替わり18禁ゲーム「X Change Alternative2」が発売されたのだが、今のところは様子見で、まだ買っていない。評判を見る限りでは良さそうなのだが、合間にバグで強制終了があるよう。サイトを見ても、まだパッチは出ておらず、サポート体勢が弱いのではないかと思ってしまう。
ところで、該当18禁ゲームと言えば、「あきまほ」の発売日が、アマゾンを見ると、9月30日になっている。金曜日ではない日に発売されるはずはないから間違いだとは思うのだが。他には「夢恋転生」の発売日が、あと2週間となっている。マスターアップも終わったようだし、こちらは10月10日発売で間違いなさそう。相変わらず、今月ピンチのため、まずは様子見となってしまうのだが。
9月29日(月)
▼どうしたら執筆する気力が起きるかと考えて、官能小説家の中には、オナニーしながら執筆する人がいる、という話を思い出す。中には、執筆の途中で射精してしまい、出来上がった作品を読んだ編集者から、ここで抜いたな、と見破られることもあるそうな。確かに、オナニーの最中の妄想は、かなりのものだと思う。「人はオナニーで妄想している時は、最高の官能小説家たりうる」、なんて言葉を、誰か偉い人が言っていても良いと思うのだが、Googleで検索してみても、196000件しか表示されない。
オナニーしながらの執筆で難しいのは、片手がふさがってしまうことだろう。右手にpen、左手にpenis、文字を間違えたら臭精液を修正液として使う、とかだったら良いのだろうが、パソコンのキーボードだと、そうはいかない。こういう時に、執筆の最中、机の下からフェラチオとか手コキをしてくれるセクサロイドが居ればな、と思う。射精するかしないかの絶妙な感じで愛撫してくれて、エッチシーンを書き終えると同時にフィニッシュを迎えさせるとか。書いた文章を、声を出して読み上げてくれる機能も欲しい。作品が完成したら、セックスさせてくれると嬉しい。さらに、うなじについたインターフェイスで、セクサロイドが感じている感覚や快感も共有できるようになればもっと嬉しいのだが、そういう世界が実現したら、もうTSF小説は必要ないような気もする。
▼朝のうちを利用して、「憑堕のヒロインたち」、2時間で200行ほど執筆する。次回で終わりにする予定なので、どうにか今月中という締切は守れることになりそう。
▼と、書いてから、夜にもパソコンの前に座り、1時間30分で170行ほど執筆して、一度読み直して何ヶ所か訂正してから、あとがきを書いて、タイトルを「憑堕のトリニティ」と変更して、どうにか完成となった。
ふたなりとかアナルセックスとかもばんばん出てくるので、どう評価されるかが気がかり。
9月30日(火)
▼9月も今日で終わり。だんだんと秋も深まっているようで、取調室で食べるカツ丼もご飯が新米に変わって、これまでよりも美味く感じられ、全裸に力がみなぎってくるようだ。ちなみに言うと、警察の取調室でカツ丼が出されることは現実的にはありえないので、もしも町角で女の子とぶつかって、心が入れ替わってしまったものの、自分の元の体の方は打ち所が悪く死んでしまい、女の子の体になったまま事情聴取を受けることがあっても、カツ丼が出てくるのは期待しないこと。
振り返りがてら今月の日誌を読み返してみると、ずいぶんと荒れているなあ、と思う。ただ、書いたことによって、毎日のように嫌なこととして思い出すことも減ったので、書いてみて気が楽になったのは事実。情報なんてものは、どんな場所や範囲であれ、他人に話せば広まってしまうものなので、このままにしておく。そういえば昔、石ノ森章太郎が受け取ったファンレターの中に「手塚治虫からもらった手紙を見たら、石ノ森の作品「ジュン」に対する中傷が書かれていた」とあって、それを機に石ノ森は「ジュン」の連載を中止を決意した、なんて話も残っている(http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/ishi.htm)から、情報というのはどこから漏れるか分からず、怖い所でもある。
今日、精神科に行ってきたのだが、前回と同じ薬の分量を増やして様子を見ることになったので、精神的に不安定な日々はまだ続くかもしれない。
▼来月は何を書こうかと考える。2ちゃんねるで良く言われるカード方式(属性を書いた何枚かのカードから適当に引き抜いて、それを元に作品を書くやり方)にならって、ルーレットにダーツを投げてみたら、パジェロが当たってしまい、どう作品にすれば良いのだ、と悩んだりする。
6、7月は変身、8、9月は憑依と来たので、次は入れ替わりだろうか。入れ替わりと言えば、「X Change Alternative2」の評判も良いし、修正パッチも出たようなので、明日からでも「TS&MC」http://www004.upp.so-net.ne.jp/m-ya/top.htmにある攻略を参考に、プレイを始めようかと思っている。
そういえば、アマゾンに今日発売と出ていた、18禁ゲーム「あきまほ」の方は、11月30日発売と変更されている。ただ、11月30日は金曜日ではないので、この日付もあまり当てにならなそう。
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